ヒトは発汗や皮膚血流により体温を調節しています。脱水症、すなわち体液量が減少した状態になると、発汗や皮膚血流を促進することができなくなるため、体温調節能が低下し、熱中症などの原因となります。脱水症予防のための飲料には、摂取した水分がすぐに尿中に排泄されずに、発汗や皮膚血流促進に備えて体液として保持される効果が求められます。明治は、ミルクプロテインを含む飲料は体内の水分を保持する効果が高いことを動物実験により確認しました。また、その効果には、ミルクプロテイン飲料摂取後に腎臓における水再吸収率が高く維持されることが関わっていることが示唆されました。