【研究開発体制×研究開発分野】明治の強みを商品開発へつなげる

企画管理、商品開発、機能型研究からなる「研究開発体制」

明治が起こすイノベーションの中核といえる明治研究本部は、企画管理部門、商品開発ユニット、機能型研究ユニットの3部門で構成されています。

機能型研究ユニットでは、基盤となる技術開発や健康科学研究、品質研究を担います。その知見や技術力などを活かして商品開発ユニットで商品という形に具現化します。明治研究本部の独自技術だけでなく、外部知見なども広く取り入れ、市場のニーズに呼応した新たな商品開発に挑み続けています。 企画管理部門では、研究活動の基盤を構築し、支援する役割として研究戦略の立案や知財化などを実施。今後の商品開発に向けて、明治の研究力、開発力、品質などを守る基盤をつくり、長年蓄積してきた強みを未来へとつなげます。

図:明治研究本部 体制図

技術領域と科学領域を深化させプロダクト開発を行う「研究開発分野」

明治の研究分野は、素材や加工技術、評価技術から分析・研究を行う「技術領域」、活用先領域と基盤研究領域の視点をかけ合わせた「科学領域」、独自のアイデアや技術、科学的知見に基づいた「プロダクト開発」から成り立っています。

図:研究開発分野について

技術領域は乳や乳酸菌、カカオ、たんぱく質などの「素材」と液体や粉体、発酵などのプロセスを検討する「加工技術」が相互に関わり合いながら、双方の視点を活用して研究を進めています。また、それらをおいしさや安全性の観点で判断する「評価技術」があります。

「評価技術」においては、品質科学、エビデンス評価、感性・物性工学、ビッグデータ解析の4つの観点が存在し、さまざまな根拠に基づいて魅力あるプロダクトづくりのための評価を行っています。

図:技術領域 について

科学領域では、からだやこころの健康などさまざまなプロダクトの活用先があるなかで「どういう価値を誰に届けるか?」を検討する「活用先領域」の視点と、栄養や免疫など明治の強みが発揮できる「基盤研究領域」の知見をかけ合わせて研究を行っています。

この「活用先領域」の視点と「基盤研究領域」の知見があることで、自社の力をさらに強化し、市場が必要とするものを形づくることが可能になっています。

図:技術領域について

「科学領域」と「技術領域」の両領域で得られた新たな知見を、独自のアイデアと技術、科学的知見によって商品という形に具現化させるのが「プロダクト開発」です。明治研究本部では、各部門のプロフェッショナルたちが知識と技術を持ちより、新たな研究開発やプロダクトの誕生をカタチにするプロジェクトが日々進行しています。

明治では、最先端の技術力と設備環境が揃った研究開発体制のもと、皆さまの暮らしを豊かにする研究開発にこれからも一層注力してまいります。