“噛む”を科学し、食の新しい価値を創造!当社独自装置「ORAL-MAPS\オーラルマップス®」によるグミの科学的分析で、グミキャンデーの弾力を見える化!

株式会社 明治(代表取締役社長:松田 克也)は、当社独自の実験装置「ORAL-MAPS\オーラルマップス®」を活用し、“噛むこと”を科学的に分析することで、食の新しい価値を創造する取り組みを開始します。

写真:「ORAL-MAPS\オーラルマップス®」 圧力調整部 咀嚼する力を調整することができる。センサー部 咀嚼時に駆動部が受ける力を計測。駆動部 計測したい食品を置くと、下のパーツが 上下に、上のパーツが水平に動くことで、 食品を咀嚼する。人工唾液添加部 チューブから人工唾液を流し、 咀嚼中に人工唾液を添加することができる。

「ORAL-MAPS\オーラルマップス®」は、食べ物が咀嚼によってどのように処理されていくのか、一連の過程を観察するための実験装置です。今回、その「ORAL-MAPS\オーラルマップス®」を使って、ほどよい弾力食感が魅力のグミにおいて、その咀嚼に要する力のレベル分けをし、数値化することで、“噛み応え”の見える化を実現しました。

当社では、今後も「ORAL-MAPS\オーラルマップス®」を活用し、“噛む力”を科学的に分析していくことで、食の新しい価値を創造してまいります。

グミキャンデーの“噛み応え”を食感チャートで

噛み心地を客観的な指標で判断できるようにするため、「人の感覚」「咀嚼中に受ける力」「噛みちぎりやすさ」の、3つの指標を総合的に評価し、グミの噛み応えを6段階に分けた食感チャートを設定しました。日本人に心地よい食感を目指した「果汁グミ」は食感チャート2、また、弾力食感が魅力の「コーラアップ」は食感チャート5となります。噛み応えを比較しやすい数値にすることで、自分の好みの噛み応えを選びやすくするとともに、噛み応えの異なるグミを食べ比べてお楽しみいただけます。

イラスト:食感チャートのイメージ図

日本人の好みに向き合って…

グミキャンデーは、100年ほど前のドイツで生まれたといわれています。硬い食品に慣れている欧米人に合わせた食感で、輸入品が日本で流通した当初は硬すぎると感じる人も少なくありませんでした。日本では、1980年に当社が日本初のグミ「コーラアップ」を発売、その後、1988年に「果汁グミ」を発売しました。

「果汁グミ」は発売以来、日本人が心地よいと感じる食感にこだわっています。本場ドイツの主流製法である「スターチモールド製法」を取り入れつつ、弾力があるのに歯切れがいい絶妙な柔らかさを実現し、心地よい食感を作り出しています。

グミ食感の取り組みについてのサイトオープン

新たに、「グミ食感の取り組み」についてのサイトをオープンしました。これからもグミの食感について、さらなる研究を重ね、新たな情報を掲載していきます。

「ORAL-MAPS\オーラルマップス」は株式会社 明治の登録商標です。