「明治ほほえみ らくらくミルク」賞味期限を国内最長※1の14ヵ月に延長 乳児向け商品で初のフェーズフリー認証※2取得

株式会社 明治(代表取締役社長:松田 克也)は、乳児用液体ミルク「明治ほほえみ らくらくミルク」の賞味期限を従来の12ヵ月から、国内で最長となる14ヵ月に延長し、パッケージも新たに10月より順次リニューアル発売します。また、乳児向け商品で初めてフェーズフリー認証を取得しました。

乳児用液体ミルクで国内最長の賞味期限に!

写真:明治ほほえみ らくらくミルクの商品パッケージ
「明治ほほえみ らくらくミルク」 希望小売価格:215円(税別)

乳児用液体ミルクは調乳不要で水やお湯がなくても授乳できることから、発売当初から災害備蓄用品としても注目されています。2019年10月に大型台風が相次いで発生した際には、断水や停電が発生した地域においてその利便性が評価され、多くの機会で活用されました。
しかし、今年1~2月に全国1,788の地方自治体を対象に実施した「災害時における授乳環境の整備、および乳児用液体ミルクなどの備蓄状況に関する実態調査※3」では、乳児用液体ミルクを備蓄している自治体は全体の12.3%にとどまり、備蓄していない理由として73.7%の自治体が「賞味期限が短く廃棄ロスの懸念がある」ことを理由に挙げています。
「明治ほほえみ らくらくミルク」は、2019年3月の発売以降、多くの自治体やご家庭でご愛顧いただいているものの、より長い賞味期限を求める声を多くいただきました。こうしたニーズに応えるため、原材料や栄養成分はそのままに、賞味期限延長を実現しました。

また、乳児用液体ミルクが普及するにつれて、お出かけ時やお子さまを預ける時など、日常での活用も増えてきました。現在では、コンビニエンスストアやスーパー、サービスエリアなどさまざまな場所で取り扱いが広がっています。今年4月には「明治ほほえみ らくらくミルク6本パック(専用アタッチメント付き)」を発売し、哺乳びん用乳首を取り付けて直接授乳することも可能となりました。さらにこのたび、日常と災害など非常時の両方に役立つ商品として、乳児向け商品で初めてのフェーズフリー認証を取得しました。
当社は今後も、赤ちゃんが安全かつ安心して栄養摂取ができるよう取り組んでまいります。

※1日本国内で製造・販売されている乳児用液体ミルクの賞味期限で最長となる14カ月。2020年8月時点。

※2「日常時」と「非常時」のフェーズ(社会の状態)にかかわらず、適切な生活の質を確保しようとする概念のこと。

※3実態調査に関するプレスリリース https://www.meiji.co.jp/corporate/pressrelease/2020/0304_02/

「明治ほほえみ」シリーズで統一感あるパッケージにリニューアル!

「明治ほほえみ らくらくミルク」の賞味期限延長に伴い、「明治ほほえみ」シリーズ全商品でパッケージをリニューアルします。
母乳と同等の発育を目指す「明治ほほえみ」シリーズの想いを、「育つチカラに、安心を。」のキャッチコピーに込め、さらに栄養成分がわかりやすいよう記載し、シリーズで統一感のあるパッケージにしました。「明治ほほえみ」シリーズが粉・キューブ・液体全ての形状で同等の栄養設計であることをわかりやすくお伝えし、お客さまに安心してご使用いただけることを目指しています。また、キューブ・液体タイプのパッケージには、おすすめのご使用シーンの提案として、アイコンで掲載しています。

側面におすすめのご使用シーンを掲載 栄養成分の表示を追加し、「明治ほほえみ」シリーズ全てが同等の栄養設計であることをわかりやすく表示

乳児向け商品として初めてのフェーズフリー認証取得

ロゴ:フェーズフリー認証

フェーズフリーとは、一般社団法人フェーズフリー協会が提唱する、身のまわりの商品やサービスが、「日常時」「非常時」どちらのフェーズ(社会の状態)でも役立つことで、適切な生活の質を確保しようとする新しい概念です。
普段の生活から役立つモノやサービスを活用することで、災害発生時にも使い慣れたアイテムでスムーズに対応することができ、文具、家具、携帯アプリ、道の駅などの公共施設デザインにも取り入れられています。
このたび「明治ほほえみ らくらくミルク」は、日常では外出時の授乳や育児負担の軽減に寄与し、また非常時は電気、お湯などのない状態においても、頑丈なスチール缶と専用アタッチメントで乳児に衛生的な栄養摂取を実現している点が評価され、乳児向け商品として初めてフェーズフリー認証を取得しました。