株式会社 明治（代表取締役社長：松田 克也）は、飲用乳（牛乳、加工乳、乳飲料：以下同じ）市場トップシェアである「明治おいしい」ブランドより、おいしさにこだわり抜いた「明治おいしいミルク カルシウム」を2019年9月24日から中部、関西、中国、四国、九州地区で発売し、全国展開いたします（北海道、東北、関東地区は2019年4月に発売済み）。

近年、その健康価値やおいしさが改めて注目され、飲用乳市場は微増傾向にあります。また、飲用乳を購入する方の多くが、健康のために栄養強化乳を購入した経験があることが当社調査により明らかとなっています。しかしながら、その風味への不満から、購入を中止または、購入量を減らしていることも分かっています。

飲用乳市場が微増傾向となっている要因として、改めてその“おいしさ”が評価されていることを挙げることができます。飲用乳を飲む理由に関する調査において、“おいしいから”や“好きだから”などのおいしさに関するスコアが上昇（グラフ1）、また、牛乳をおいしいと思う人も増加（グラフ2）、飲用乳のおいしさを改めて評価する人が増えていることが分かっています。

飲用乳でカルシウムを摂取したいという方は数多くいらっしゃる（グラフ3）ものの、カルシウムなどの栄養を強化した乳飲料の購入者は、牛乳の2割程度に留まっています。当社調査において、その要因として「おいしさに対する不満」が挙げられます。栄養強化乳が普通牛乳と同等のおいしさになれば栄養強化乳非購入者の約80％が栄養強化乳を購入したいとの意向を示すことが分かっています（グラフ4）。

今回全国展開する「明治おいしいミルク カルシウム」は、使用する乳原料に“氷点濃縮仕立て^※2”を採用、さらに、雑味やべたつきの少ないカルシウム原料を組み合わせることで、栄養強化乳でありながら、“新鮮なミルクの香り”や“豊かなコク”を実現しました。

先行して発売した北海道、東北、関東地区での「明治おいしいミルク カルシウム」購入者を対象とした調査でも、商品に対しての満足度が高く、約8割が再購入の意向を示したことが分かっています（グラフ5）。