近年札幌から爆発的に広がってきたカレーのこと。
さらさらとしたスープ状で、数十種類のスパイスをブレンドしたスープに、チキンなどのお肉とたくさんの野菜が入っているものが一般的です。
スパイスの種類や具材は様々で、お店によっていろいろなタイプのスープカレーが楽しめます。
インドやタイのカレーは、野菜やスパイスを煮込み、野菜から出る水分とあとから水やココナッツミルクなどを足していくことでサラリとしたタイプのカレーに仕上げていきます。
それに対し「札幌発のスープカレー」は一般的に、大きな鍋に水を張り、鶏ガラや野菜を煮込み、まずスープストック(だし)を作ります。(ラーメンのスープ作りに似ていますね)
そこにたくさんのスパイスを加えてカレーに仕上げていくのです。
このようにして作られたカレーに、初めて「スープカレー」と名付けて世に送り出したのが「マジックスパイス」と言われています。
それ以後、札幌発のスープタイプのカレーは「スープカレー」と言う名で広まっていったのです。