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イケてるパパは知っている!? 育児術vol.12 遊びを通して子どもとコミュニケーションしよう イケてるパパは知っている!? 育児術vol.12 遊びを通して子どもとコミュニケーションしよう

子どもとの遊びはパパにとっても、心安らぐ楽しいひとときです。また子どもの発達にも良い影響を与えます。月齢に合わせた遊びで子どもと楽しく遊んでみましょう。

アタッチメント

育児用語の「アタッチメント」という言葉をご存じでしょうか。これは日本語で「愛着(性)」という意味で、赤ちゃんが人やものに特別の親しい感情をいだくようになることです。親と子の間でこのアタッチメントがうまく形成されていると、将来子どもに反抗期がきても親子の愛情が基礎にあるため関係が回復されやすいといわれます。将来にわたって子どもと良い関係を維持するためにも、アタッチメント―心の絆は大切なのです。

アタッチメントの形成には特別な方法は必要ありません。抱いてあげたり、一緒に遊んだりといったことで自然にできていくもの。赤ちゃんはさわられることが大好き。手足をリズミカルに動かしてあげる、体をなでてあげるだけでも、うれしそうな顔をします。

赤ちゃんとの遊びは心と身体の発達を促す育児の重要な要素ですが、月齢によりできることとできないことがありますので段階的に発展させていくと良いでしょう。

0〜2ヵ月:視覚、聴覚などを刺激する遊び

自分ではまだ自由に動けないものの、聴覚、視覚、触覚が発達する時期です。遊びもこれらの感覚を刺激するようなものが良いでしょう。抱っこやおむつ替え、お風呂 など赤ちゃんと接するときは意識して声をかけてみてください。

・体をマッサージ:マッサージは赤ちゃんの皮膚の鍛錬にもなります。着替えのときやお風呂上がりのときなどに、おしりや足をマッサージします。
・やさしくさわる:ほっぺをなでたり、優しくつついたり、キスしたりしてあげましょう。
・動くおもちゃ:赤ちゃんの目線から30〜50cmの高さにおもちゃを持ってあやしてみましょう。赤ちゃんは、動くおもちゃをじっと見つめます。

3〜5ヵ月:自分から働きかける遊び

この時期は自分から働きかける積極性がでてきて、興味があるものにはどんどん手を伸ばしてきます。遊びもそんな赤ちゃんの積極性を引き出してあげられるものが良いでしょう。

・立ち抱きゆらゆら:赤ちゃんを抱っこして、頭の後ろを支えながら前後左右にそっとゆすります。首がしっかりすわっていれば腰のあたりを支えてやってみましょう。
・胸の上で遊ぼう:胸の上に赤ちゃんを座らせるか腹ばいにした状態で話しかけたりあやしたり。パパの顔が近くに見えるのが赤ちゃんにとっては楽しいことです。

6〜9ヵ月:好奇心を高める意外性のある遊び

寝返りしはじめ、少しずつ自力で移動ができるようになると、赤ちゃんにも好奇心が芽生えてきます。「いないいないばぁ」やおもちゃを隠して「どっちの手にあるかな?」など意外性を利用した遊びや「ここまでおいで」と移動を促す遊びをしてあげてください。

・タカイタカイ:赤ちゃんが大好きな遊び「タカイタカイ」は、背筋がしっかりしてきたら大丈夫です。
・ひざの上でゆらゆら:赤ちゃんの腰を軽く支えながらひざの上に立たせ、前後左右にゆらゆらとゆすります。

10〜12ヵ月:手指や体を使った遊び

この時期の赤ちゃんは指先が器用になり体の動きも活発になってきます。また体を動かしてリズムをとることもできるようになります。

・ずいずいずっころばし:歌に合わせて指遊びをします。
・肩車でお散歩:赤ちゃんは高いところが大好きです。パパの肩車で広い風景を見せてあげましょう。
・宇宙飛行:赤ちゃんの手を握り体を足の裏にのせて上へ持ち上げます。
・ボール遊び:ボールをころがしてキャッチボールしてみてください。

パパとの遊びは赤ちゃんの好奇心を満たし、心と体の発育を促す大事な要素の一つです。

子どもは親から語りかけられることや優しい態度などを通じて、自分が愛されているかを実感しています。
パパにとっても、子どもと一緒に遊びの時間を共有することは日々のストレス解消にも効果があるのではないでしょうか。ぜひ遊びを通じて子どもとコミュニケーションしてみてくださいね。