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宅配店からこんにちは

牛乳宅配店としての原点に戻った仕事を目指す「けんこーや」

牛乳販売店の仕事をもっといいものにしたい

現社長がサラリーマンを辞めて店に入った当時は、お父さんとパートさんの2人で500軒程度のお宅に牛乳を宅配しながら、多少の卸事業を行っていた規模だったという。
「私は自社の屋号にもちょっと、コンプレックスを感じていたんですよ」「私が事業を継いだときの屋号は“チチヤ”ですよ、かっこよくないじゃないですか」都会で営業の仕事にもまれてきた社長にとってはギャップを感じられたのだろう。
内田社長のお話を伺っていると、営業経験で培われたマネジメントスキルの他に、発想の柔軟さと行動力を感じる。現状を何とかしたいと思い切るやすぐさま他店の視察に走る。
「北陸は近代的な宅配店が多いんですよ、そこで見てきたものは職場の空気感からして違うし、スタッフの対応が素晴らしくて大きな刺激を受けました」
また、明治の担当者にも宅配店事業に関するアドバイスも求めるなど、そうした甲斐もあり宅配店の事業は契約軒数が毎年倍増していく。

【写真】牛乳販売店の仕事をもっといいものにしたい01

【写真】牛乳販売店の仕事をもっといいものにしたい02

私にとってスタッフは経営パートナーです

27歳で事業を引き継いで試行錯誤を繰り返し、現在はようやく「けんこーや」としてのスタイルが出来つつあると言う。「始めは私が店に感じるコンプレックスをどう払拭するかが課題でしたが、今はスタッフが安心して誇りを持ってこの仕事が出来る環境づくりが大切だという考えになってきました」

【写真】私にとってスタッフは経営パートナーです01

そうした考えに至った背景には、社長が所属する中小企業団体で36歳の時に福井県の青年部部長に就任したことも大きく影響しているようだ。
そこでは他府県の経営者の方々と交流によって、経営の理念の大切さを痛感したという。
「いくら他の宅配店でうまくいっているといっても、それを真似ただけではダメなんです」
「行動計画には、まず経営理念があってそれから事業方針があって成り立つことを学びました」笑顔で話す社長にはその自信を感じる。
これが今年の事業計画ですと、冊子を差し出され拝見すると確かに経営の理念から行動計画までが明確且つ詳細に書かれている。しかも絵に描いた餅にならぬようスタッフ全員がいつもこれを持ってミーティングに臨むという。

【写真】私にとってスタッフは経営パートナーです02

それには、何か理由があるのですか?
「スタッフは使用人ではなく、会社にとって最も信頼できる経営パートナーなんです」
「ミーティングでは私が事細かに指示を出すのではなく、スタッフがグループ討議で物事を決めていくというスタイルに変えていきました」
「判断に迷った時にこの事業計画書を開いて、経営方針はこうだからこうしようということが自分たちで決められるんです」
つまり、合意性が高くなりみんなで決めたことだからやろうよという自主性が生まれるようだ。

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