株式会社 明治（代表取締役社長：松田 克也）は、「衣住のカカオコーディネートでカカオに関わる全ての人のウェルネスライフを実現」をコンセプトに、カカオハスクのアップサイクルを通じた日用品や雑貨などの非食品領域の新ブランド「CACAO STYLE」を立ち上げます。今般、当ブランドより異業種の外部パートナーと共創した、アップサイクル商品を、2023年6月28日から順次発売します。

新たなカカオの価値を訴求した商品の発売を通じて、これまでとは異なるカカオの新たな可能性に挑戦するとともに、カカオに関わる全ての人の生活充実に貢献してまいります。

当社は、カカオに関わる全ての人を笑顔にしたいと考え、2022年3月に「ひらけ、カカオ。」プロジェクトを立ち上げ、カカオの新しい価値創造に挑戦してまいりました。本年2月には、当プロジェクトの成果の第一弾として、チョコレートではない、カカオの新しい素材を使用したカカオ素材食品「カカフルドリンク／ソルベ／タブレット」「カカウェル」を発売しました。今般、当プロジェクトの第二弾として、カカオの非食品領域の新ブランド「CACAO STYLE」を立ち上げ、チョコレートの製造過程で発生するカカオハスクを有効活用したアップサイクル商品を発売します。カカオ産地で生産されたカカオの実のうち、チョコレート原料で使われているのは、約10％です。そこで当社は、カカオの全てを使う「ホールカカオの活用」を目指し、カカオハスク（種皮）・カスカラ（殻）などの未活用資源を研究し、新たなカカオ素材開発に挑戦してきました。カカオハスクは、有効活用されることなく、飼料や肥料、燃料などに使用されてきましたが、カカオハスクのもつ新たな可能性を広げたいという思いから、カカオハスクを使った非食品領域における活用方法の検討を行い、異業種との共創により開発したアップサイクル商品を発売します。

新たなカカオの価値を提案する商品の発売を通じて、これまでとは異なるカカオの新たな可能性に挑戦するとともに、カカオに関わる全ての人の生活充実に貢献してまいります。

カカオハスクのアップサイクル商品を使用した “CACAO STYLE ROOM（カカオの部屋）”が体験できるポップアップ店舗を6月30日（金）から7月2日（日）まで六本木ヒルズカフェにてオープンします。

2023年6月30日（金）～7月2日（日）11:00～20:00

ヒルズカフェ／スペース
（〒106-0032 東京都港区六本木6丁目10-1六本木ヒルズ ヒルサイド2F）

カカオハスクのアップサイクル商品を展示した “CACAO STYLE ROOM（カカオの部屋）”が体験できます。
また、本年2月に数量限定発売したカカオ素材食品「カカフル」「カカウェル」シリーズを提供予定です。

無料（※カフェをご利用いただく場合には、料金がかかります。）

当社は、100年近くカカオ豆からチョコレートを作り続け、カカオと向き合ってきました。カカオ豆の生産を持続可能なものとするために、明治独自のカカオ産地支援活動「メイジ・カカオ・サポート（MCS）」を2006年から開始するなど、社員がカカオ産地に直接足を運んで、現地の農家に寄り添った支援を行ってきました。しかし、カカオ産地の社会課題には、児童労働や森林減少など、一企業の取り組みでは解決が難しいものが複数存在しています。

カカオの経済価値を向上させ、カカオ産地にも還元する。そしてカカオに関わる全ての人が笑顔になる。明治はそのような未来を目指し、カカオの新しい価値創造に挑戦しています。