改正育児・介護休業法が施行!男性従業員も育休取得しやすい職場づくりへ…「イクボス企業同盟」に加盟 6月28日調印式実施

株式会社 明治(代表取締役社長:松田 克也)は、ダイバーシティ&インクルージョン推進の一環として、部下や同僚のワークライフバランスの向上を目指し、個人のキャリアを応援する上司である“イクボス”促進に向け、6月28日(火)、特定非営利活動法人ファザーリング・ジャパン(所在地:東京都千代田区、代表理事:安藤 哲也)が設立する「イクボス企業同盟」に加盟しました。

調印式の様子
講演の様子
図:イクボス企業同盟

当社は、赤ちゃんからお年寄りまであらゆる世代のお客さまに向けて、乳幼児用ミルク、牛乳、ヨーグルト、菓子、チーズ、スポーツ栄養、流動食など幅広い商品を展開しています。特に乳幼児用ミルク事業においては、1923年、日本で初めてビタミンB1を添加した乳児用ミルクを発売して以来、100年近くにわたり、赤ちゃんや子どもたちのより良い成長・発育への貢献を目指すとともに、ママと家族の育児応援サイト「ほほえみクラブ」や、通話無料の「赤ちゃん相談室」などで育児に携わる方々のサポートを行ってきました。

2021年6月に改正された育児・介護休業法が本年4月より順次施行され、社会全体として男性の育児休業取得促進が求められている中、乳幼児用ミルクを取り扱う当社においても、育児休業をより取得しやすい環境づくりを推進していくべく、今回の加盟に至りました。
同日、当社代表取締役社長 松田 克也を始めとした役員を対象に、安藤氏より「イクボスのススメ~男女ともに活躍できる企業となるために~」についてご講演いただき、「イクボス企業同盟」加盟の調印式を行いました。

今後も男性従業員の育児休業取得を始め、多様な人財が有する価値観やスキルを活かす職場環境づくりの実現を目指してまいります。

イクボスとは

共に働く部下や職場メンバーのワークライフバランスを考え、そのキャリアと私生活を応援しながら、組織の業績も結果を出しつつ、自らも仕事と私生活を楽しむことができる上司(経営者・マネジメント職)です。

イクボス企業同盟とは

特定非営利活動法人ファザーリング・ジャパンが設立した同盟であり、以下の要件を満たした企業が加盟できます。
①ダイバーシティ経営の推進を行っている、これから行おうとしている
②マネジメント職の意識や働き方改革を模索している
③経営トップがそのことに理解があり、経営戦略としてコミットしている
2ヵ月に1回定例会が開催され、企業ごとの取り組み事例発表や情報交換を行います。

代表取締役社長 松田 克也による加盟にあたってのコメント

経営環境が激しく変化している現在、お客さまや社会の価値観も多様化しています。社内の多様性を高め、そこから新しい価値を創造することが、社会から求められています。また、今年は男性の育児休業取得に向け社会全体が動く年である中、乳幼児用ミルク事業を展開している当社は、特に「自分事」として取り組んでいく必要があると考えています。
当社は、D&I推進に経営層が率先して取り組み、時代の変化に対応できるサステナブルな事業経営を目指していきます。

当社の育児休業取得に向けた取り組み

目標

2023年度までに男性従業員の育児休業または配偶者出産休暇取得率80%、平均取得日数10日以上

現状

2021年度男性従業員育児休業取得率:55.6%、配偶者出産休暇取得率:79.1%

取り組み

・出産・育児を予定している従業員向け「子育て・育休支援セミナー」の実施
・管理者向け「イクボスセミナー」の実施
・育児休業に関する相談体制(相談窓口)の整備
・出産(配偶者含む)の申し出をした従業員が希望する個別の制度説明方法の確認および育児休業取得の意向確認
・配偶者が出産予定の男性従業員に対する上司からの声掛けの促進