乳酸菌発酵製法の発酵ミートを使ったレシピのご紹介
Recipe Ideas for HAKKO MEAT
発酵豚肩ロースのエスペレット・ピペラードソース
豚肉が発酵肉になると脂身にも肉の風味を感じ、全体が一つにまとまった豚肉になるという発見から、その美味しさを生かせるバスク地方の豚肉料理をアレンジしました。豚肉と相性の良い卵黄とバターのソースでバランスよく仕上げています。

RECIPE
材料Ingredients
- 発酵豚肩ロース肉・・・1kg
- 塩・・・10g
- ピメン・デ・エスペレット・・・3g
- オリーブオイル・・・適量
- ◯ピペラード
-
- 玉ねぎ・・・250g
- 赤パプリカ・・・150g
- 黄パプリカ・・・150g
- 生ハム(マトネラの端など)・・・75g
- にんにく・・・10g
- トマト缶(ホールタイプ)・・・1缶
- 塩・胡椒・・・適量
- イタリアンパセリ(みじん切り)・・・適量
- オリーブオイル・・・30g
-
- 白ワイン・・・90ml
- 白ワインビネガー・・・90ml
- エシャロット(みじん切り)・・・50g
- 卵黄・・・2個
- 水・・・少量
- エストラゴンの酢漬け・・・1枝
- フレッシュエトラゴン・・・10g
- 澄ましバター・・・180g
- 塩・胡椒・・・適量
作り方Instructions
- 豚肩ロース肉に塩、ピメン・デ・エスペレットをまぶし、真空パックまたは密封袋に入れ、冷蔵庫で2~3時間おいた後、常温で1時間置く。湯煎またはスチームコンベクションオーブンにて70~75℃で30分加熱した後、加熱を止めた状態で1時間保温。袋から肉を取り出し、オリーブオイルを熱した鍋で全体に焼き色を付ける。
- ピペラードを作る。玉ねぎは1~2㎜のスライス、パプリカは2~3㎜の細切り、生ハムは2㎜程度の細切り、にんにくはみじん切りにする。
- 鍋にオリーブオイルと2のにんにくを入れ、弱火で香りが出たら中火にし、2の玉ねぎを入れ、塩を一つまみ加えてソテーし、2のパプリカと生ハムを加えて水分がなくなるまで加熱。トマト缶を加え30分ほど煮込み、塩・胡椒で味を調えパセリを加える。
- 別の鍋にエシャロット、エストラゴンの酢漬け、白ワイン、白ワインビネガーを入れて弱火で煮詰め、少量の水を加えて鍋肌をきれいにする。卵黄と少量の水を加えて、弱火で鍋底を温めながらホイッパーを使い、卵に火を入れ、澄ましバターを少しずつ加えてながら攪拌し、フレッシュエストラゴンを加えて、塩・胡椒で味を調えて仕上げる。
- 1の豚肉をスライスし、ピペラードとともに盛り付け、上から卵黄とバターのソースをかける。

創和プロジェクト株式会社
征矢 正浩エグゼクティブシェフ
茨城県出身。
札幌グランドホテルなどで研鑽を積み、2002年に同社の飲食事業立ち上に参加。現在、エグゼクティブシェフとしてウェディングレストラン3店舗を担当。