続けてしまうと健康な身体を維持できなくなる「低栄養」のリスクも続けてしまうと健康な身体を維持できなくなる「低栄養」のリスクも

40~60代女性の4人に1人が食事を抜く、簡素になる”食スキップ“状態40~60代女性の4人に1人が食事を抜く、簡素になる”食スキップ“状態

食スキップの女性が抱えるつらさ緩める5つのヒント(FIVE TIPS)食スキップの女性が抱えるつらさを緩める5つのヒント(FIVE TIPS)

食スキップとは食スキップとは

“食スキップ”とは、「毎日の栄養摂取に必要な食事を抜く」こと。

また、単に、食事を抜くだけでなく、
「端的に食事を減らしてしまう」「お菓子などの間食を食事代わりにしてしまう」といった、
食事を簡素にする行動も食スキップと近しい行動です。

食スキップが日常化してしまうと身体に必要な栄養が不足する「低栄養」となり、
身体の不調や衰えの加速に繋がってしまう恐れもあります。

「食スキップ傾向の女性が抱えがちなつらさを緩める5つのヒント」制作背景「食スキップ傾向の女性が抱えがちなつらさを緩める5つのヒント」制作背景

全国の40〜60代女性 計1,050名に行った当社の食事環境の調査では、
長引くコロナ禍の影響で、3人に1人が“食スキップ”の傾向にあることがわかりました。

仕事や子育て、家事や介護などの大部分を受け持つことで余裕がなくなり、
食事を抜きがちになってしまうと、栄養バランスが崩れ、
さらに心身の疲れを増幅させるという悪循環に陥る可能性があります。

そこで、当社では丸山教授監修の元、
食スキップのリスクに繋がる可能性がある「日々の生活のつらさ」を緩めるヒントを集めた
『食スキップ傾向の女性が抱えがちなつらさを緩める5つのヒント』をまとめることに致しました。

このヒントが、食スキップの傾向にある女性たちを
少しでも救う手助けになることを願っています。

コロナ禍において約3人に1人が食事を抜く、簡素になる食スキップの傾向に!コロナ禍において約3人に1人が食事を抜く、簡素になる食スキップの傾向に!

40〜60代の女性の食事環境について調査をしてみたところ、この長引くコロナ禍にて、
約3人に1人が、「食事を抜くことが増えた」「食事の量が極端に減った」
「おやつなどの間食で済ませることが増えた」のいずれか一つ以上に当てはまると答えました。
この方々を“食スキップの傾向にある”としました。

コロナ禍で食スキップしてしまう女性(N=1,050)コロナ禍で食スキップしてしまう女性(N=1,050)

33.0%33.0%
0%

食スキップの女性の6割以上が若い頃に比べて「家事をする」ことが面倒だと感じる傾向に!食スキップの女性の6割以上が若い頃に比べて「家事をする」ことが面倒だと感じる傾向に!

食スキップ傾向のある女性の生活習慣についてみてみると
若いころに比べて6割以上が「家事をするのが面倒」だと感じているという結果に!
面倒だと感じてしまう気持ちをケアすることが、食スキップのリスクを防ぐ糸口かもしれません。

「若いころと比べて家事をするのが面倒になった」と答えた女性(N=347)「若いころと比べて家事をするのが面倒になった」と答えた女性(N=347)

64.5%64.5%
食スキップ傾向のある方の内食スキップ傾向のある方の内
0%

コロナ禍以降、女性の運動量も変化。食スキップ傾向のある女性の8割以上で運動量が減少傾向に!コロナ禍以降、女性の運動量も変化。食スキップ傾向のある女性の8割以上で運動量が減少傾向に!

続いて、運動について見てみます!
コロナ禍において、食スキップ傾向の方の8割以上が、運動時間や回数、買い物を含む体を動かす機会が減るなど、
「運動量が減った」と回答

また、食スキップ傾向があり運動量が減った方のうち、
約8割が「20・30代に比べて、疲れやすくなった」、約7割が「コロナ禍でストレスが増えた」と回答。
運動量の減少が疲労やストレスの増加に影響を及ぼしている可能性が高いことが伺えます。
コロナ禍で思うように運動ができない場合は、
日常生活の中での動作に運動機会を見つけることも良いかもしれません!

「コロナ禍において運動量が減った」と回答した女性(N=347)「コロナ禍において運動量が減った」と回答した女性(N=347)

86.5%86.5%
食スキップ傾向のある方の内食スキップ傾向のある方の内
0%

「20〜30代に比べて、疲れやすくなった」と回答した女性(N=300)「20〜30代に比べて、疲れやすくなった」と回答した女性(N=300)

80.0%80.0%
食スキップ傾向があり、運動量が減った方の内食スキップ傾向があり、運動量が減った方の内
0%

「コロナ禍でストレスが増えた」と回答した女性(N=300)「コロナ禍でストレスが増えた」と回答した女性(N=300)

73.3%73.3%
食スキップ傾向があり、運動量が減った方の内食スキップ傾向があり、運動量が減った方の内
0%

食スキップ傾向の女性は、コロナ禍において7割以上が「ストレス解消の場が減少した」と回答!食スキップ傾向の女性は、コロナ禍において7割以上が「ストレス解消の場が減少した」と回答!

スキップ傾向のある女性のストレスについては、
コロナ禍において7割以上が「ストレス解消の場が減った」と回答。

外出機会が減りうまく息抜きができていない方は、
家の中で一息つく時間を意識的につくることも大事かもしれません。

「コロナ禍においてストレス解消の場が減った」と回答した女性(N=347)「コロナ禍においてストレス解消の場が減った」と回答した女性(N=347)

70.3%70.3%
食スキップ傾向のある方の内食スキップ傾向のある方の内
0%

食スキップの女性は若い頃に比べて「家事を作る」ことが面倒だと感じる傾向に!食スキップの女性は若い頃に比べて「家事を作る」ことが面倒だと感じる傾向に!

食スキップ傾向のある女性の生活習慣についてみてみると、
若いころに比べて8割以上が「食事を作るのが面倒」という気持ちを抱えているようです。
「毎日食事を作らないと」というプレッシャーを抱えず、
料理をしない選択をするのもいいかもしれません。

「若いころと比べて食事を作るのが面倒になった」と答えた女性(N=347)「若いころと比べて食事を作るのが面倒になった」と答えた女性(N=347)

80.2%80.2%
食スキップ傾向のある方の内食スキップ傾向のある方の内
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解決方法のご提案 たった5つのヒントで日々の生活をもう少しラクに過ごしませんか?解決方法のご提案 たった5つのヒントで日々の生活をもう少しラクに過ごしませんか?

下記、『食スキップ傾向の女性が抱えがちなつらさを緩める5つのヒント』は
食スキップのリスクに繋がる可能性がある「日々の生活のつらさ」を少しでも緩めるヒントです。

このヒントが、食スキップ傾向の女性たちを少しでも救う手助けになることを願っています。

5つのヒント5つのヒント

rules1つらいときの家事はラフでいいrules1つらいときの家事はラフでいい

完璧に家事をやろうとしなくていいんです。完璧に家事をやろうとしなくていいんです。

家事を毎日完璧にしようとすると、気分が乗らないですよね。
「今日はツライな」と思ったら家事を休んでしまいましょう。
例えば、毎日やっていた洗濯も、「明日でもいいかな」と思えること大事です。2〜3日分まとめて洗濯しちゃっても大丈夫。
さらに、取り込んだ洗濯物をたたむのが面倒な時は、いっそのことハンガーのまま収納したり、下着やタオルはきちんと畳まずにラフに収納するのも手です。「家事は完璧に」という気持ちから離れてみましょう。

つらいときの家事はラフでいいつらいときの家事はラフでいい

家事を毎日完璧にしようとすると、気分が乗らないですよね。
「今日はツライな」と思ったら家事を休んでしまいましょう。
例えば、毎日やっていた洗濯も、「明日でもいいかな」と思えること大事です。2〜3日分まとめて洗濯しちゃっても大丈夫。
さらに、取り込んだ洗濯物をたたむのが面倒な時は、いっそのことハンガーのまま収納したり、下着やタオルはきちんと畳まずにラフに収納するのも手です。「家事は完璧に」という気持ちから離れてみましょう。

本格的なスポーツじゃなく、掃除を運動としてもいいんです。本格的なスポーツじゃなく、掃除を運動としてもいいんです。

rules2本格的なスポーツじゃなく、掃除を運動としてもいいんです。rules2本格的なスポーツじゃなく、掃除を運動としてもいいんです。

完璧に家事をやろうとしなくていいんです。完璧に家事をやろうとしなくていいんです。

運動をしなきゃと思うと腰が重くなってしまうもの。掃除をした日は「運動をした」と自分を認めてあげましょう。
例えば、掃除機がけは軽い筋トレと同程度のカロリー消費※1
また、まどふきはさらにおすすめ。20分するだけで20分ウォーキングしたのとほぼ同じカロリーを消費するだけでなく、ふいた窓がキレイになっていくのが目に見えるので達成感も味わえます。※2

  • ※1:国立健康・栄養研究所 - 改訂版『身体活動のメッツ(METs)表』を参照
  • ※2:40 - 60代女性の平均体重55kgで改訂版『身体活動のメッツ(METs)表』を元に窓掃除の消費カロリーを算出

運動をしなきゃと思うと腰が重くなってしまうもの。掃除をした日は「運動をした」と自分を認めてあげましょう。例えば、掃除機がけは軽い筋トレと同程度のカロリー消費※1
また、まどふきはさらにおすすめ。20分するだけで20分ウォーキングしたのとほぼ同じカロリーを消費するだけでなく、ふいた窓がキレイになっていくのが目に見えるので達成感も味わえます。※2

  • ※1:国立健康・栄養研究所 - 改訂版『身体活動のメッツ(METs)表』を参照
  • ※2:40 - 60代女性の平均体重55kgで改訂版『身体活動のメッツ(METs)表』を元に窓掃除の消費カロリーを算出

rules3もっと好きな時間を持っていいrules3もっと好きな時間を持っていい

自分だけの好きな時間をもっと持っていいんです。自分だけの好きな時間をもっと持っていいんです。

日々、ご家族のために全ての時間を使っていませんか?
もっと、自分のために時間を使ってみてもいいんです。
例えば、おウチ時間が充実する「お取り寄せ」をしてみたり、好きなドラマを見たり、雑誌を読んだり、ご家族のために使っている時間を、たまには自分だけの好きな時間に変えてストレスの解消に息抜きしてみることも、とっても大切な選択です。

もっと好きな時間を持っていいもっと好きな時間を持っていい

日々、ご家族のために全ての時間を使っていませんか?
もっと、自分のために時間を使ってみてもいいんです。
例えば、おウチ時間が充実する「お取り寄せ」をしてみたり、好きなドラマを見たり、雑誌を読んだり、ご家族のために使っている時間を、たまには自分だけの好きな時間に変えてストレスの解消に息抜きしてみることも、とっても大切な選択です。

食事は自由でいい食事は自由でいい

rules4食事は自由でいいrules4食事は自由でいい

毎日作らなきゃ!という気持ちは持たなくていいんです。毎日作らなきゃ!という気持ちは持たなくていいんです。

料理をしなければ食事ができない時代ではなくなりました。
頑張って料理することは、お休みしても大丈夫。例えば、驚くほど進化した冷凍食品やお惣菜を活用してみたり、コロナ禍で利用が広がったデリバリーやテイクアウトを活用して、自由に食事を楽しむのもいいかも。
「作らなきゃ!」という気持ちは一旦置いて、栄養バランスに気を付けながらも色々な手段に頼ってみましょう。

料理をしなければ食事ができない時代ではなくなりました。
頑張って料理することは、お休みしても大丈夫。例えば、驚くほど進化した冷凍食品やお惣菜を活用してみたり、コロナ禍で利用が広がったデリバリーやテイクアウトを活用して、自由に食事を楽しむのもいいかも。
「作らなきゃ!」という気持ちは一旦置いて、栄養バランスに気を付けながらも色々な手段に頼ってみましょう。

rules5栄養補助食品などに頼っていいrules5栄養補助食品などに頼っていい

思うように食べられない時は、栄養補助食品に頼ってもいいんです。思うように食べられない時は、栄養補助食品に頼ってもいいんです。

食スキップが良くないからといって、無理に食事をしようとするのも心身には負担がかかる可能性があります。
ただし、栄養バランスが崩れてしまうと、身体の不調につながってしまいます。そんな時は、食欲がなくても手軽に飲んだり、食べたりできる栄養補助食品などを活用して「栄養」を摂るのも良いでしょう。ドラックストアなどで気になるものを試して、お気に入りを見つけておくのも大切です。

栄養補助食品などに頼っていい栄養補助食品などに頼っていい

食スキップが良くないからといって、無理に食事をしようとするのも心身には負担がかかる可能性があります。
ただし、栄養バランスが崩れてしまうと、身体の不調につながってしまいます。そんな時は、食欲がなくても手軽に飲んだり、食べたりできる栄養補助食品などを活用して「栄養」を摂るのも良いでしょう。ドラックストアなどで気になるものを試して、お気に入りを見つけておくのも大切です。

監修者プロフィール監修者プロフィール

金城学院大学 生活環境学部 教授 丸山 智美 Satomi Maruyama
金城学院大学 生活環境学部 教授 丸山 智美 Satomi Maruyama金城学院大学 生活環境学部 教授 丸山 智美 Satomi Maruyama
教育研究専門分野 加齢栄養学・給食経営管理論 管理栄養士教育研究専門分野 加齢栄養学・給食経営管理論 管理栄養士。

次の時代を生きる女性のための研究所「金城学院大学 女性みらい研究センター」のセンター長も務める。教育研究の専門分野は、更年期世代女性の栄養と食生活、思春期女子の食事摂取など女性を対象とした加齢栄養学。また管理栄養士としての実学研究である給食経営管理論、外食献立、食材開発の研究なども行っている。博士(学術)の学位を有し、学会では日本女性医学学会、更年期と女性のヘルスケア学会、日本栄養改善学会などの役員としても活動。主な著書は「食べ物と健康」(南江堂)、「ひろくんとオバケとはっちょうみそ」(三恵社)など。

次の時代を生きる女性のための研究所「金城学院大学 女性みらい研究センター」のセンター長も務める。教育研究の専門分野は、更年期世代女性の栄養と食生活、思春期女子の食事摂取など女性を対象とした加齢栄養学。また管理栄養士としての実学研究である給食経営管理論、外食献立、食材開発の研究なども行っている。博士(学術)の学位を有し、学会では日本女性医学学会、更年期と女性のヘルスケア学会、日本栄養改善学会などの役員としても活動。主な著書は「食べ物と健康」(南江堂)、「ひろくんとオバケとはっちょうみそ」(三恵社)など。

【調査概要】
調査期間:
2021年5月28日(金)〜5月31日(月)
対  象:
全国の40代〜60代の女性1,050名
調査主体:
株式会社明治
調査方法:
インターネット
調査会社:
株式会社ネオマーケティング