2024.6.6

「いきいき百歳体操」で筋力を維持・向上させ、いつまでも元気に‼

今年は旧砺波市と旧庄川町が合併し、新砺波市が誕生してから20周年という記念の年。砺波市では2015年に「いきいき百歳体操」がスタートし、健康意識の高まりと普及活動によって、今年の4月に体操に取り組む団体が100グループを達成しました。これからも市民が元気に暮らすこと、健康を維持できることを目的に、6月6日(木)に「いきいき百歳体操交流会」が「砺波体育センター」(砺波市表町)で開催され、市内の約150人が参加しました。

夏野修市長の挨拶の後、最高齢継続参加者表彰があり、普段から「いきいき百歳体操」に参加している90代の5人に市長から表彰状が贈られました。体操を続けてこられた秘訣を聞かれ、河合敬二さん(95歳)は「クラブの方々の支えがありました。健康にも役立っています」と話します。また谷村静子さん(98歳)は「たくさんの人と話すのが楽しみで参加しています」と言い、お二人とも地域の方々への感謝を口にしました。

表彰の後は、庄川健康プラザで健康運動指導士をしている高江禎恵さんが登壇し、参加者に向けて体操をするときのポイントを伝えました。まず話したのは、椅子に座って体操するときに、背もたれを使わずに座ること。背もたれを使わないだけでも、筋力の維持や向上につながると説明してから、体操をスタートしました。「1、2、3、4」という発声をしながら体操することを促すと、参加者も数を数えながら体を動かします。高江さんは一つひとつの動きが日常のどのような動作に役立つか説明しながら体操を進め、参加者は転倒防止や立ち上がり動作に使う筋肉を気持ちよく鍛えていました。「いきいき百歳体操」の後には、「笑いヨガ」も実施され、講師の沼田淑美さんが声に出して笑うことが脳にもたらす影響を解説。全員が音楽に合わせて楽しく体を動かしました。会場にはR-1の紹介や骨密度の測定をするブースも設けられ、たくさんの方がR-1を飲みながら参加者同士で楽しく交流を深めておりました。

参加者にインタビュー

「鷹寿菊の会」からの参加者は「私たちのグループは、メンバーがそれぞれの都合に合わせて無理なく『いきいき百歳体操』に参加しています。家で育てた野菜や花を持ち寄ったり、趣味の写真などを見せあったりしながら、地域の人たちとコミュニケーションを取る時間も楽しいです」と話します。参加者の皆さんが前向きな気持ちで「いきいき百歳体操」に取り組んでいることを実感できる交流会となりました。これからも地域のみなさんとともに健康増進を図って行きたいですね。

体験や飲用は新型コロナウィルス感染拡大防止対策を講じた上で実施しました

writer / 高井 友紀子
photographer / 空耳 カメラ