
売り場のヒントを
世界の答えにしよう。
2020年入社
法学部 法律学科卒
営業
高校時代をベルギーで過ごし、学校で振る舞った日本食を喜んでもらえたという経験から、「日本のものづくりを世界に発信したい」と考えるようになる。幅広い世代に対し食を通じて健康に貢献している明治の姿勢に感銘を受けて入社。大手量販店向けの営業担当として、バイヤーにとって最適な提案を心掛けている。
学生時代に打ち込んだこと
大学時代は500人規模のダンスサークルに所属し、ロックダンスというジャンルに打ち込みました。ダンスは、振り付けのきれいさだけでなく、一緒に踊るメンバーが一つになっているかという気持ちやパッションも評価されます。他のメンバーとの一体感を持つことを意識しながら、練習を重ねていました。また、サークルの正念場でもある夏合宿では運営に携わり、200人ものメンバーをいかに盛り上げ、そして別ジャンルの人と交われる機会をつくるなど、チームで成し遂げることの大切さを学べたと思います。
現在の仕事について
現在は関東支社で、大手量販店向けの乳製品営業を担当しています。主にチーズやバターの販売促進を行い、新商品の導入提案や販促施策の立案、売り場作りをバイヤーと共に考えます。また、販売戦略の一環として、試食販売やチラシ掲載、特設コーナーの設置を提案し、売り上げ向上を目指しています。仕事において大切にしているのは、バイヤーの方が気づきにくい情報を教えてあげること。売り場での明治製品の販売割合を増やすだけでなく、店舗にとって最適になるような情報の提供によって、誠実な信頼関係を構築することを意識しています。

仕事のやりがい
営業の醍醐味は、自分の提案が売り場に反映され、それが実際の売り上げに結びつく瞬間にあります。以前、とある量販店からの依頼で、当社の新商品「サンモレ クリームチーズデザート」の売り上げを伸ばすために大型の試食販売を企画したことがありました。単なる試食会にならないよう、お客さまがギフト用に使えるラッピングバッグを作成。その効果もあってかイベントは大成功を収め、たくさんのお客さまの嬉しそうな顔を見られただけでなく、売り上げにも貢献することができました。こういった営業独自の工夫を認めてもらえるのも、明治の特徴の一つです。
入社してわかった明治のすごいところ
明治には、若手でも積極的にアイデアを発信できる文化があります。よく先輩から言われるのは「若いうちは特に失敗しろ」という言葉です。先のラッピングバッグのように、自らの裁量で工夫をすることに対して積極的に背中を押してくれる文化があり、なおかつ優れた販売方法や成功事例を共有し合う社内システムも存在します。支社の中でも事例を教え合う雰囲気があり、「自分の気づきを発信したい」という気持ちに自然となるのです。
仕事のアイデアが浮かぶ瞬間は?
売り場にはいつもヒントがあります。どんな展開の仕方でどんな景品をつけ、どんな配置の売り場が人を集めるのか。そうした新鮮な消費動向は売り場でしか得られないものだと思います。この考えは、私が福岡支店に所属していた頃に先輩から教わりました。「困った時こそ答えは現場にある」。その教えを胸に売り場へ足を運び、担当領域以外の動向も探りながら、そこで得たヒントに独自のアレンジを加えて実践するようにしています。

ある1日の仕事の流れ
出社
メール・商談書と
見積書作成
ランチ
取引先と商談
帰社・事務処理
退社
9時に出社し、メール対応や商談書の作成、見積書の作成などの事務作業を行います。ランチは、課のメンバーと一緒に会社の下にある食堂へ。お昼からは大手量販店との定期商談を行います。

今後の目標
将来的には、当社のグローバル事業に関わっていきたいと考えています。現地に駐在し、日本と海外をつなぐ役割を担えるのなら、私にとって理想的な働き方です。食品メーカーによる海外展開の難しさは、「食文化の違い」にあります。日本で通用しているものを、そのまま持っていくのではなく、強みを活かしつつも郷に従って提供しなければ海外市場に刺さらないのです。そのために公募の海外研修に参加し、海外の市場視察や現地スタッフとの対話を通じて理解を深めました。また、これまで先輩たちに助けてもらってきたように、後輩に手を差し伸べられる存在にもなっていきたいです。

休日の過ごし方
休日は、ジムでのトレーニングやサウナで汗を流し、夜には友人と一緒にお酒を飲みながらお互いの近況を報告し合うなど、とても楽しい時間を過ごしています。また、数ヵ月に一度連休を取って各地へ旅行するのも良いリフレッシュになっています。休暇が取得しやすい環境なので、安心して連休を満喫できるのも、当社の良いところではないでしょうか。