きちんと理解して、適切な対応を「知って!食物アレルギー」

最近は食物アレルギーについてさまざまな研究や取り組みが進み、適切な診療を受けることで、乳児期や幼児早期に発症した食物アレルギーは小学校に入学する頃までに治ることが多いといわれています。気になる症状が出た時は一人で不安を抱え込まずに、早く適切な診療を受けることが大切です。このサイトが、食物アレルギーについて正しく理解し、対応することができる一助になれば幸いです。株式会社 明治は食と健康のプロフェッショナルとして、お客さまの健やかな毎日を願っております。

〈監修・アドバイス〉

  • 国立病院機構相模原病院臨床研究センター アレルギー性疾患研究部長 海老澤 元宏先生
  • 学校法人ソニー学園湘北短期大学 生活プロデュース学科 講師 管理栄養士 林 典子先生 (元国立病院機構相模原病院臨床研究センター アレルギー性疾患研究部)

食物アレルギー5つのタイプ

食物アレルギーは
このような症状が出ることがあります。

顔や全身の湿疹がひどく、
治りにくい

見られる年代

赤ちゃん

  • 生後1〜3カ月頃から湿疹が顔をはじめとして体にも広がってきた。かゆそうで眠りが浅かったり、きげんが悪かったりする。
  • お医者さんにアトピー性皮膚炎といわれ、ステロイド軟膏などの薬をつけているけれどなかなか治らず、悪化している気もする。
  • 授乳中のお母さんが食べたもの(鶏卵、牛乳など)と、赤ちゃんの湿疹の出方に関連があるように感じる。

原因食物を食べたあと
(主に直後〜2時間以内)
にアレルギー症状が出る

多く見られる年代

赤ちゃん〜大人まで

  • 食べたあとに、顔や身体にぽつぽつとじんましんが出てきた。
  • 食べたあとに、のどがイガイガして、元気がなくなってきて嘔吐した。
  • 食べたあとに、咳が出てきて、全身が赤くなって、息が苦しくなった。

※食べ物は粉ミルクや離乳食も含みます。

生の果物や野菜を食べると
口の中や周辺に
かゆみなどが出る

多く見られる年代

幼児期〜大人

  • りんごやもも、洋梨など生の果物や野菜を食べたときに、口の中やのど、耳の奥などにかゆみや痛みを感じる。

食後に運動したとき、
重いアレルギー症状
が出る

多く見られる年代

学童期頃〜大人

  • 子どもが学校で昼食後に激しい運動をしたら、じんましんやむくみ、咳が出てきて、呼吸も苦しそうになった。

粉ミルクを飲んだあとに
嘔吐や下痢をする

見られる年代

赤ちゃん

  • 生まれてまだ日の浅い赤ちゃんに粉ミルクを飲ませたら、嘔吐や下痢、血便などの症状がおきた。

原因食物別の注意と調理の工夫

原因食物を除去するうえで知っておきたい注意点や
栄養価の対策、調理の工夫などをおさえておきましょう。

保育所や幼稚園、学校での生活

食物アレルギーの子どもが安全に集団生活ができるように、必要な手続きや知っておきたいことをお伝えします。

離乳食の進め方と
授乳中のお母さんの食事

自己判断で離乳食の開始を遅らせたり、
念のためにと食材を除去しないようにしましょう。

加工食品のアレルギー表示

加工食品のアレルギー表示の決まり、
店頭売り総菜や外食の注意点を知りましょう。

日常生活で気をつけること

食物アレルギーをもつ本人への教育や、
家の中・外で気をつけることをお伝えします。