

2017年2月。VAAMサポートアスリートとなった大迫傑選手は、4月に出場した初マラソンとなるボストンマラソンでトップと51秒差の第3位に入った。マラソンへの挑戦を始めた大迫選手が次戦に選んだ12月の福岡国際マラソン。時に顔を歪ませながらも冷静に力強く駆け抜け、日本歴代5位の2時間07分19秒という記録を打ち出した。大迫選手のマラソンへの準備とはどのようなものなのだろうか?レースを終え少したった12月のある日、大迫選手に話を聞いてみた。

そうですね。太腿やふくらはぎは筋肉痛にはなりましたが、前回(ボストン)よりもひどくはなかったですね。比較的フラットなコースだったということもあると思います。



32㎞くらいで少し感じてきました。

いや、ないです。いつも通りですね。

毎食毎食を意識するというよりは、一日を通してバランスよく食べるということですね。
午前中練習なので、朝はそんなにたんぱく質はいらないかなと。朝はエネルギー源として炭水化物を摂って、昼食は練習後になるので、まずはザバスのプロテインを最初にのんで、胃が落ち着くのを待ってから食事をとります。卵とかアボカドで脂をとったりとか。練習は午前も午後も行う場合があるのですが、その時もほぼ同じ感じです。夜はサラダとたんぱく質系がメインですかね。



そうですね。トレーニング前は結構摂ったりすることもありますが、練習後は炭水化物でお腹いっぱいにするというよりは、たんぱく質の方をしっかり摂る感じです。

いえ。普通だと思います。めちゃくちゃ食べるわけではないですけど。むちゃくちゃ食が細いわけでもないですよ。

いつもだいたいカステラです。ボストンの時も。あまりレース前に胃の中に入れると気持ち悪くなっちゃうし、走っているときは胃の動きも悪くなるから。レースの5時間くらい前に食べています。あまり直前にものを入れるのは好きではないんです。カステラは3切れくらいですかね。あっ、カステラの他にごはんと味噌汁は食べました。



蕎麦を食べました。ウナギは前々日の夜。脂身少な目、炭水化物を多めにを意識してます。炭水化物はカラダに水分を貯めるじゃないですか。当日は少しむくみますけど。それくらいがちょうどいいと僕は感じています。前日の蕎麦は1人前+親子丼の組み合わせだったかな。前の晩は比較的しっかり炭水化物を摂って、当日の朝はあまり負担のならない量に抑えてという感じですね。前日はこれ、前々日はこれという決めはなくて、食べたいものを食べるという感じです。

レース中、暑さもあったので内臓にきてました。レース後は、最初はオレンジジュースくらいから胃にいれて。落ち着いたら軽いものを入れていって、夜になったら胃も落ち着いていたので普通に食事がとれました。

両手で取りにいったので大丈夫です。一度失敗したのは、1回目と置いてある場所が違ってて、「あれっ」て。何もつけない方が、そのままボトルを持って走れるので、余計なものがついているよりはいいんです。VAAMボトルは握り具合もよかったですよ。



軽い風邪など、トレーニングの中では1回は体調が悪くなることもあります。練習開始時期で練習量が増えてくると、まだ練習にカラダが慣れていないので疲れちゃってとかありますね。でもまあ今回は比較的順調でした。大きいケガはないですね。ちょくちょく痛いとかはありますけど、そんなに長く休まなくてはいけないというところまではないです。



必要なトレーニングをしていれば筋肉はついてくるので、必要以上に意識して筋肉をつけることはしないです。目的をもってウエイトトレーニングはやります。アメリカに来てからですね。定期的に計画性をもってやるようになったのは。シーズン中も普通にやりますよ。週2~3回。ウエイト後は、たんぱく含有量の高いザバスプロテインを摂っています。



レース後の12月はオフですが、ちょくちょくは走っています。アメリカに戻ってコーチと相談しながら決めていくと思います。

