食を知る

第1回 牛乳・乳製品の栄養素って、すごい!

牛乳・乳製品に含まれる栄養素がどれくらいあって、どんな働きを持っているのか、知っていますか。
牛乳・乳製品は、子どもたちだけでなく、おとなの健康にも役立つこと、知っていますか。
牛乳・乳製品のこと、もっともっと。

牛乳・乳製品と栄養素の働き

カルシウムだけじゃない!牛乳は栄養素の宝庫

牛乳といえば、まずカルシウムを思い浮かべる人が多いでしょう。でも、それだけではありません。牛乳には、「たんぱく質、脂質、炭水化物、ミネラル、ビタミン」がバランス良く含まれていて、私たちの生命活動や健康維持に大切な役割をはたしています。

たんぱく質、脂質、炭水化物のことを、3大栄養素といいます。私たちの体をつくる基本的な栄養素であり、活動するためのエネルギー源ともなる栄養素だからです。
その3大栄養素の働きを助け、さまざまな体の機能を調節しているのがミネラルとビタミン。3大栄養素とミネラル、ビタミンがそろってはじめて、私たちの生命活動は維持され、健康な生活を続けることができます。

そのためには、私たちは毎日の食事から、3大栄養素とミネラル、ビタミンを上手にとりいれる必要があります。牛乳には、それらの栄養素がバランス良く含まれていて、私たちが必要とする栄養素の優れた供給源となっています。
また、近年の多くの研究から、牛乳には、私たちの免疫系や内分泌系、循環器系などに作用し、病気を予防する重要な機能があることもわかってきています。免疫力を高めて病気になりにくい体をつくる、病原菌の感染を防ぐ、血圧を改善するなど、牛乳に含まれる栄養素のさまざまな働き(生体調整機能)が注目されています。

牛乳(200mL当たり)の栄養成分

もっと知っておきたい牛乳の栄養素密度のこと

栄養素密度とは、食品100kcal中に含まれる栄養素のこと。牛乳は栄養素密度が高く、少ないカロリーで多くの栄養素を効率良くとることができます。

従来、食品の栄養素は、100g中に含まれる量で表示されてきました。それに対して栄養素密度は、食品のエネルギー100kcal当たりの栄養素の量を示すもので、栄養価の新しい評価方法です。
栄養素密度が高い(100kcal当たりの栄養素が豊富)とは、「少ないカロリーで効率よく必要とされる栄養素をとることができる」という意味。その代表が、牛乳、鶏卵、豆腐などです。
とくに牛乳は、成長期に必要となる栄養素をほとんど含み、幼児や児童、若者などにはとても適した食品です。でもそれだけではなく、中高年世代の健康対策にも役立っています。

たとえば、現代人に増えている生活習慣病(高血圧、糖尿病、高脂血症など)の多くは、カロリー摂取過多(食べ過ぎ)と運動不足による肥満が背景になっています。肥満の解消には、摂取カロリーを減らすことが不可欠ですが、無理なダイエットをすると栄養素のバランスが乱れ、体調をくずすことになりかねません。
その点、牛乳は少ないカロリーでバランス良く栄養素をとることができるので、健康的なダイエットをサポートする栄養補給にも適しています。

食品別栄養素密度(100kcal当たり)の比較

牛乳のエネルギー、栄養素の寄与率

  • 第1回 牛乳・乳製品の栄養素ってすごい!
  • 第2回 「たんぱく質」って、何だろう?
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