• 私たちの食品ロスを考えよう!

“捨てる責任”について考えよう!

「捨てる責任」を考えよう!① コンポストで地球に優しい「捨て方」を

わたしたちの食生活では、食品ロスだけではなく、不可食部分の廃棄はいきも発生しています。
例えば、魚の骨やリンゴのしん、きのこの石づきなど。
それらをやすごみとして出すのではなく、土にかえす(める)取組みが注目されています。

コンポストとは

生ごみを土の中にめて堆肥たいひ化させることを「コンポスト」とびます。ごみを処理しょりするためにやさないので、二酸化炭素にさんかたんそが出ません。それどころか土に栄養が入るので、環境かんきょうに優しい「て方」になります。

コンポスト イメージ

コンポストでできた土は、野菜や植物がよく育つ土培養ばいよう土)になります。

土の中にいる好気性こうきせい生物の働きで、生ごみが分解ぶんかいされる。夏は、およそ1週間。冬は1ヶ月で土にかえります。気温が高いほど、また細かくきざむと分解ぶんかいは速くなります。

土のチカラ、すごいね!僕もやってみたいな。 燃やさないからCo2も発生しないね!

観察用のコンポストを作ってみよう!

観察用ペットボトルコンポストの作り方

まずは、野菜くずでやってみよう!

  1. ペットボトルの上部を切り取る。
  2. 土を半分程入れ、野菜くずを入れる。土の水分は50%〜60%泥だんごができるくらいが理想。
  3. 野菜くずの上に土を5cmほどかぶせる。日付も記入しよう!
  4. 夏は1週間、冬は1ヶ月ほどで分解され、野菜くずは消えて無くなる。
  5. 土の中を確認してみよう!
水分を50%〜60%に保てるよう、直射日光や雨があたらない屋外(軒下や屋根のあるベランダなど)に置こう。
観察しよう!

途中とちゅう発生する白いカビは生物の栄養になる良いきんなんだ。生物たちがどんどん食べて、次第に無くなるよ。

※使い終わったペットボトルは、あらって資源しげん回収に出しましょう

「捨てる責任」を考えよう!② 捨ててしまった食べ物を書き出してみよう

ててしまった食べ物を記録し、「見える化」すると行動が変わり、食品ロスをらす効果こうかがあります。
ぜひ、まとめシートに書き出してみましょう。

観察しよう!

冷蔵れいぞう庫や食品庫にある食品とその賞味しょうみ消費しょうひ期限きげんをリスト化すれば、早く食べなければいけないものが分かりやすくなるよ。


学んだことをまとめよう!

「食品ロス」について学んだことをまとめましょう。まとめシートを参考にしてください。