乳酸菌研究最前線

乳酸菌1073R-1株試験結果(4)

乳酸菌1073R-1株の継続的な摂取がインフルエンザワクチンの効果を高める可能性があることを、ヒトを対象とした研究で確認しました。

今回の研究では、乳酸菌1073R-1株を使用したヨーグルトの継続的な摂取が、インフルエンザワクチンを接種した後に体内で作られるインフルエンザワクチン株に対する抗体の量(抗体価)に与える影響を調べました。
健康な方にインフルエンザワクチンを接種する3週間前から乳酸菌1073R-1株を使用したドリンクヨーグルトを毎日飲用してもらい、インフルエンザワクチン接種前後に体内で作られたインフルエンザワクチン株に対する抗体の抗体価を測定しました。

25歳〜59歳の男女を対象とした試験での抗体価の推移(A型H1N1、B型)

その結果、乳酸菌1073R-1株を使用したドリンクヨーグルトを毎日飲用した方は、未発酵の酸性乳飲料(プラセボ)を飲用した方に比べて、インフルエンザA型H1N1、B型のワクチン株に対する抗体の抗体価が高く、通常とは異なる推移を示しました。これは乳酸菌1073R-1株を使用したヨーグルトが、インフルエンザワクチン接種後の抗体価をより高めるためのアジュバント(※)として働き、インフルエンザワクチンの効果を高める可能性があるということを明らかにしたといえます。

※ 主剤の有効成分がもつ本来の作用を補助したり増強したり改良する目的で併用される物質

対象
25歳以上59歳以下の男女で、ワクチン株に対する抗体価が40倍未満(陰性)の健常人
人数
62名(25-59歳;平均年齢43.7歳;男性25名、女性37名)
乳酸菌1073R-1株を使用したヨーグルト群 112ml 1本/日
酸性乳飲料群 112ml 1本/日
期間
ワクチン接種3週間前~ワクチン接種6週間後までの9週間摂取(2013年10月16日~12月20日)
試験期間
2013年9月29日~2014年2月7日