「自律神経」の重要な機能

脳は、自律神経やホルモンのバランスを調節することにより、心身の健康を良好に保っています。
自律神経の働きは、活動モードの時は交感神経が、リラックスモードの時は副交感神経が活発に働きます。ストレスなどで交感神経が緊張した状態が持続すると自律神経が消耗し、心身の不調の原因になります。

自律神経の働きは生命活動維持に欠かせません。睡眠や運動、食事、集中力、体温、血圧、呼吸、等、生きるための機能のほとんどに密接に関わっています。自律神経のバランスが崩れると、様々な不調が発生するためバランスを崩さないことが大切です。

ストレスや生活リズムの乱れから、自律神経のバランスの異常が起こることにより、胃の運動機能の異常が起き、その異常がまた、脳に影響してストレスや様々な体調不良をまねく、という負のスパイラルに陥ってしまいます。
日頃から、自律神経のバランスと胃の働きを整え、胃と脳のネットワーク「胃脳相関」を健全化することにより、心身の健康を良好に保つことが大切です。