骨粗しょう症や心疾患などの
健康リスクを高めるミネラルの不足。
カルシウムと骨粗しょう症、マグネシウムと心疾患、鉄と貧血など、
健康リスクにもつながりかねないミネラルの不足。
私たち日本人の多くはミネラル不足の状態です。
将来的な健康リスクを避けるためには充分な量のミネラルを摂取することが必要です。
これらのミネラルを摂るには、まずは乳・乳製品や肉・魚を多く摂るように心がけましょう。
出典:推奨量/厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」
摂取量/厚生労働省「令和元年国民健康・栄養調査報告(令和元年) 」
必要なミネラルを吸収するには、
吸収率も大切。
カルシウム、マグネシウム、鉄をはじめ、ミネラルの摂取量をまず増やすことが重要ですが、
たくさん摂取したとしても、吸収されなければ役に立ちません。
一般的に、野菜類・豆類・穀物に含まれているミネラルは、吸収率が低かったり、吸収を阻害する成分が一緒に含まれていたりします。
乳・乳製品、肉・魚は大事なミネラル源でもありますので、食事にしっかり摂り入れましょう。
※1含有量はコマツナの数値、吸収率はコマツナ、
モロヘイヤ、オカヒジキの平均値です。
※2含有量はイワシの数値、吸収率はイワシ、
ワカサギの平均値です。
出典:上西一弘、吸収率/日本栄養・食糧学会誌、51、259-299(1998年)
食品中のカルシウム量/日本食品標準成分表2020年版(八訂)の数値から算出
フラクトオリゴ糖を摂取すると、
善玉菌が増殖し、カルシウムやマグネシウムを
吸収しやすいカラダになる。
カルシウムやマグネシウムなどのミネラルは体に必要な栄養素ですが、腸内での吸収が難しいとも言われています。
フラクトオリゴ糖で大腸内の善玉菌を増やした結果、腸内が酸性となり、ミネラルが吸収されやすくなります。
出典:Ohta,J. Jpn. Soc. Nutr. Food. Sci.,52,387-395,1999 を参考に作成