『食後高血糖』がもたらす悪影響
ご飯や食パン、麺類など『糖質の多い食事』をして、食べ物の糖分がブドウ糖として血液中に取り込まれると上昇する『食後高血糖』という状態になります。
血液中のブドウ糖が増えると、血糖値を下げるためにインスリンが分泌されるのですが、いつも過剰に分泌されていると、うまく分泌されなくなったり、インスリンの効きが悪くなったりして、健康面に大きな影響をもたらすことになります!
そうならないためには、食後の血糖値の上昇をなるべく低く抑えることが重要です。糖質は甘味があるのでつい食べ過ぎてしまいがちですが、一度に摂り過ぎない、たんぱく質などを一緒に食べることで血糖値を上がりにくくする、といった『糖質を意識した食生活』がとても重要です!
フラクトオリゴ糖が
糖として吸収されない秘密。
フラクトオリゴ糖は、難消化性のオリゴ糖です。
ヒトの消化酵素で分解されないため、
胃や小腸で分解されることなく、
そのまま大腸まで届きます。
糖として吸収されないから、
血糖値に影響しない。
フラクトオリゴ糖は、分解されずに大腸に届くので、摂取後も血糖値はほとんど上昇しません。
そのため、インスリン分泌への影響もありません。
*健常な成人男性が砂糖
またはフラクトオリゴ糖を25g摂取出典:山田ら,Digestion&Absorption,13,88-91,1990
を参考に作成
砂糖に近い甘味で
アレルギーもないため、
置き換えやすい。
フラクトオリゴ糖は数あるオリゴ糖の中でも、
砂糖に近い甘味であることが特徴で、アレルギーの心配もありません。
上記の面でも置き換えやすく、糖として吸収されないメリットを得られやすいのが特徴です。
出典:徳永,食品と化学,426,1-7,1991 を参考に作成