Femlink Lab.(フェムリンクラボ)

セルフケアを試して変化を判定。自分だけの“体のトリセツ”を作りましょう

 不調を改善し、体を守り、そして自分らしく生きていくには、医療の力を借りるだけでなく、自らセルフケアを行うことも大事。食事や睡眠、運動など日常生活の基本を見直すだけでも、体の調子はずいぶんと変わります。

 「忙しい毎日の中で食事が偏ったり、睡眠不足になったり、常に緊張していてリラックスできていなかったりする人は多いですね。月経痛やPMSの症状は、そういった日頃の生活や体調にも左右されますから、セルフケアによる生活改善はとても大事です。ストレッチやウォーキング、ヨガ、サプリメント、アロマセラピー、鍼灸、整体など、いろいろな方法が有効です。ただし、人によって効く効かないがありますから、まずはどれか一つを選んで実践し、体と心がどう変化するか、自分で判定してみましょう。1カ月、2カ月と続けてみて体調の改善を実感できたら、大きな自信になりますよ。そして、また他のケアを加えて様子を見てみる。そうやって複数のケアを組み合わせ、自分だけの“体のトリセツ”を作るのです。ぜひ、やってみてください」と対馬さんはアドバイスします。

自分の体のことを知ると対策を立てられます。医療機関を受診したり、セルフケアを行ったりすると、体は確実に変化し、ホルモンの波に振り回されない自分になっていきます。自分の体と上手に付き合い、自信をもって、やりたいことに挑戦する。そういう女性がもっともっと増えてほしいですね。

自分の体のことを知ることが出発点

(取材を基に編集部で作成)

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