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宅配店からこんにちは

お客様との絆が強い戸井乳業は、
コミュニケーションを大切にする
風土がある

お客様に親しまれ、職場も明るいのは配達スタッフが、100%女性だから

【写真】会長の戸井貞治さん

戸井乳業の特徴は、歴史の古さだけではない。むしろ、販売店としての取り組みに注目すべき点が多々あった。

まずインタビューをさせていただいた部屋の壁にスタッフの集合写真が目につき、「女性のスタッフが多いようですね」と尋ねると「うちの配達スタッフはほぼ100%女性です」「各支店のセンター長もね」と言う。営業も30名のうち5名は女性とのこと。

最近政治の世界では、アベノミクスとやらで、女性の活用を支援することを謳っているが、女性スタッフを中心とした組織構成はそんな最近の風潮を受けてのものではなく、販売店を展開する初期のころからだという。

そのためか、女性ばかりの組織だと販売店内での人間関係など何かと難しくないでしょうか、と尋ねても「ほとんどないですよ」という。

やはり、急に女性スタッフの比率を上げたのではなく、これも長い時間をかけて職場環境が作り上げてきたからなのだろう。

【写真】女性スタッフの集合写真

では女性スタッフばかりの販売店のメリットは何なのだろうか?
それには、大きく3つポイントがあるようだ。

一つは、職場が明るくなる。
明るい職場を作るというのは、簡単なようでなかなか難しいもの。あいさつ運動などでコミュニケーションを活性化しようとする職場も多いが、定着させるには時間がかかる。その点、同性の職場は気心も知れ会話がしやすいため明るい雰囲気が自然と出来上がるようだ。こうした、明るい職場は仕事に対するモチベーションや接客にも反映されるという。

二つめはお客様から接客の印象が良いこと。
戸井乳業のお客様の解約率はかなり低く、全国の販売店の中でもトップクラス。その理由のひとつが女性スタッフによるお客様との接客にあるようだ。宅配エリアの地元の方を採用していることもあり、お客様との会話力や女性ならではの心配りは販売店とお客様との絆をしっかりと捉えているようだ。

そして三つ目が、販売店内のスタッフ間の相互理解。
どの販売店でも、スタッフの採用や雇用維持は経営課題として挙げられる。社長曰く「うちのスタッフの勤続年数は基本的に長いですね」「出産や育児で一時的に辞められることはあっても、また戻ってくる人も多いんです」

春休みや夏休みといった子どもの幼稚園や学校が休みになる期間は、託児所のようになるセンターもあるという。なるほど、女性の職場だからこそ同性としての理解も得られやすいのだろう。長く勤めることができ、辞めても戻ってくるという理由もよく分かる。安心して働ける環境があるからこそ、今日もお客様へ笑顔で健康をお届けしようというモチベーションにつながるのだろう。

【写真】会社の理念や行動規範など

こうした職場環境を作り上げるには会社の理念や行動規範など、さぞや徹底して行っていると思いきや社長は「強いて言えば、週に3回はお客様と会話するよう指導しているくらいかな」とさらりと言われた。この言葉の背景には「お客様との接点を大切にする」という同社の強いこだわりがある。それはこのインタビューの数日後、月に一度実施されているという10支店合同の勉強会で目の当たりにすることが出来た。

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