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ダイエットと骨粗鬆症

女性とカルシウムの関係

女性の多くがチャレンジするダイエット。
ところが栄養素の摂取不足から、今まで高齢者に多かった「骨粗鬆症」になる人が増加しています。

専門家が教えてくれる!ダイエットと骨粗鬆症の関係

日本女子大学の栄養学研究室、教授の五関正江先生に聞いてみました。

骨粗鬆症の怖いところはなんでしょうか?

カルシウムは、骨や歯に約99%が蓄えられており、残りの約1%は神経の情報伝達、心臓の働きや筋肉収縮の調節、血液凝固を助けるなど全身でさまざまな働きをしています。カルシウム不足の状態が続くと、骨粗鬆症だけでなく全身に影響が及んでしまいます。
骨粗鬆症になると、転倒による骨折や圧迫骨折のリスクが高まり、寝たきりにつながる恐れもあります。高齢になってからの病気と考えられがちですが、若い世代でも過度のダイエットにより、エネルギーや栄養素の摂取不足から骨量の低下を引き起こしてしまいます。

骨の縦断面

骨と女性ホルモンには、なにか関係があるのですか?

エストロゲンと呼ばれる女性ホルモンは骨の形成を促進してカルシウムが溶け出すのを抑える働きがあります。動物実験でも、女性ホルモンを減らしてカルシウム不足にすると、骨がスカスカになって骨折しやすくなってしまいます。
閉経後の女性に骨粗鬆症が多いのも急激にエストロゲンの分泌が低下するからです。まさに女性ホルモンが骨を守っているといえますね。ですから女性ホルモンの分泌が盛んな20〜30代のうちから、1日の推奨量として650mgのカルシウムを摂ることが望まれます。

骨粗鬆症を予防するための食生活について具体的に教えてください

まずカルシウムが不足しないように、牛乳・乳製品や小魚、緑黄色野菜、大豆・大豆製品などカルシウムを多く含む食品を毎日適量摂取すること。それからカルシウムの吸収を助けるビタミンDも大切ですね。ビタミンDは魚類(サケ、サンマなど)に多く含まれ、適度な日光を浴びることにより皮膚でもつくられます。
一方、リンを多く含む食品(加工食品など)や食塩を多く含む食品、カフェインを多く含む食品、アルコールは過剰に摂取しない方がよいですね。骨の健康のためにはカルシウムだけでなく、エネルギーや他の栄養素も過不足ないように適量摂取することが必要です。

カルシウムを多く含む食品

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過剰に摂取しない方がよい食品

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