明治ウェルネスセンター 人生100年時代を支える!明治ウェルネスセンター

人生100年時代を豊かに過ごすためには、
日常生活に制限のない期間である健康寿命の延伸が重要視されています。
お客様や地域の健康習慣づくりのサポートをし、健康寿命の延伸に貢献するために、
明治の牛乳や乳製品をお届けするだけではなく、
新たな取り組みを行っている㈱明治 特約店をご紹介します!

静岡県静岡市駿府宅配センター

駿府宅配センターの想い
お客様の充実した生活のために、
健康課題解決に貢献

駿府宅配センターは、地域の方たちの健康を考え「より良い食事、規則正しい生活、適度な運動」というキーワードのもと、牛乳・乳製品を配達してきた。
その中でも「より良い食事」の次に提供できると考えたのが「適度な運動」。具現化して提供するにはどうしたらよいか?を考え続け、たどり着いたのが中之条研究のエビデンスに基づいた「運動提案」である。
お客様の健康に貢献するために、宅配事業の枠を超えた新たな取り組みにチャレンジする姿を紹介したい。

店舗紹介STORE INFORMATION

代表取締役:
堀 由博
本社住所:
〒422-8056
静岡県静岡市駿河区津島町12-8
電話番号:
054-283-1117
FAX番号:
054-283-1118
営業所:
本店 藤枝店 島田店 相良店 川根店 湖西店 掛川店 富士見店 富士店 浜松南店 浜北店 徳倉店 長泉店 遠州森店(計14店舗)

堀社長

地域の方々の健康のために、
「栄養提案」プラス「運動提案」へ

「私達の仕事は、牛乳や乳製品を柱とした栄養を定期的にお届けし、身体の中から健康になっていただくことです。」と語ってくれたのは堀社長。
「商品=モノ」の他に新たな「価値=コト」としてお客様の健康のために何が提供できるかと考えたときに、今回の「運動提案」導入に繋がったとのこと。ただ、その運動提案導入の背景には牛乳宅配事業を取り巻く環境変化への対応の意味もあるようだ。

右から大塚コーディネーター、鈴木店長

現在の牛乳市場は、他業種の参入やスーパーマーケット・コンビニエンスストアなどで手軽に商品が買える時代であり、牛乳宅配においては、個人宅で営業しても以前のように簡単に契約をいただくことができない。また、配達し、営業するだけではやりがいを見いだせないスタッフも多く、結果として人手不足につながっていく。それらは販売店の存続にかかわる事であり、事業の方向性や戦略を再構築していかなければならないことを意味している。
その状況下で「当社の価値を見いだし、いかにしてこの地域で存続できる企業になれるか」といった考えを突き詰めていった先に、「当社が地域の皆様の健康にとって必要な存在になれるか」がその本質であることに気が付いたという。
本質を具現化するために、健康にとって必要不可欠な運動を分かりやすく、また簡単に習慣化できる「運動提案」の導入を社内で決め、現場づくりを始めたという。

自社の新たな価値として導入するに至った「運動提案」。
「実は以前から他販売店さんの取り組み事例で言葉だけは知っていました。」と大塚コーディネーターと鈴木店長は語る。
他の明治の宅配販売店が実施する運動提案イベントを見る機会があり、参考程度に軽い気持ちで見学に行ったとのこと。見学前は「人手不足の中、ただでさえ日々の業務に追われているのに、新しいことに取り組むなんてうちでは無理だな・・・」と思っていた。
だが、杖を突きながらもわざわざ参加する方の姿を見て驚き、「運動提案」はそんなに魅力あるものなのか?と興味が沸き、さらには、イベントが進むにつれイキイキとする参加者の方たちを見てその必要性を目の当たりにした。
また、聞くだけではなく参加型の運営であったり、講話内容も判りやすく整理・工夫されていて、参加者の皆さんも楽しそうだ。「これなら当社でもできる!」と確信したという。

牛乳宅配の進化のために職場改革、
従業員の理解を得る挑戦

運動提案を実践していく上で心がけていたことはなにか。一番は従業員の理解を得ることだったようだ。
運動提案に関する理解促進を図るための社内教育や、今までの営業・配達業務との両立など、導入するにあたり、いくつかのハードルをクリアする必要があった。社内での意見や「仕事が増える?」などの不満も当然出てくる。その中で社長と社員の間に入り、円滑に業務遂行できる潤滑油となっているのが大塚コーディネーターである。

大塚コーディネーターは「運動提案もそうですが、何か社内で問題や不満があった時、直接社長には意見しづらいものです。なので(相談しやすい雰囲気をつくり)私に相談をしてもらい、その内容をかみ砕き社長に進言するのが私の役目です。そうすることにより全従業員が働きやすい職場になれば嬉しいです。」とのこと。
「今回の運動提案もなぜ取組むのか、今の会社の考え方を分かりやすく従業員に説明し、理解してもらい、前向きに取り組んでもらえるよう心を砕いてきました。」とも。「ただ、言葉だけでは人は納得できないものです。実際に運動提案イベントを実施し、やることを実感して納得してもらう必要がありました。その中でリーダーシップに優れている鈴木店長を中心に運動イベントを実施していきました。」

左から植松店長・生駒店長

そのイベントに同行した店長のお二人にも話を聞いた。
今までは健康のために商品を勧めることのみでしたが、運動提案は栄養と運動を組み合わせた視点で、よりお客様に健康を提供できると実感しました。運動提案をよく勉強して、自信を付けていきたいと思います。」と前向きだ。

また、新たな取り組みは思わぬ副産物もあったようで「従業員もいろいろな人がいて、営業が苦手でも運動提案を行うとバッチリはまることがある。人材活用の面から社内の活性化につながっていると思います。」とも語ってくれた。
「運動提案」は始めたばかり。現場の隅々まで浸透するには時間がかかるとのことだが、地域の方たちの健康に貢献できる必要不可欠な取り組みと感じることができた。

地域の方々に、感謝イベントを開催

本店付近のお客様や近隣の方々を対象に、日々の感謝の意を込めて、感謝イベントを開催したという。告知は自治会会長にご協力いただき、回覧板に告知チラシを入れて回覧。また、堀社長はじめ従業員も近隣を訪問し、イベントを告知した。

会場は本店の作業スペース。鈴木店長を中心に実施し、「人生100年時代と言われる時代となり、ご参加いただける方々の健康的な生活に少しでも寄与できればと思い、判りやすく、楽しくできるよう心掛けました。」とのこと。感謝イベントも運動提案を元に構成した。
参加者からは、「内容を見聞きするだけではなく、一緒に体操をしたり、歩いたりして楽しいイベントでした」「歩き方を変えると健康になれると学んだ」「来て本当に良かった」などの感謝の声をいただくことができた。

オンラインでのヨーグルトセミナーの様子

「運動提案」からつながった地域法人への波及、
健康経営のサポートを実践

「運動提案」を新たなサービスと位置づけ営業を開始した時、農業を営む企業とつながった。該社は、自社の野菜を通じ、消費者の健康的な生活のお手伝いをしている企業だが、それも自社従業員の健康があってのこと。自社従業員の健康管理のため(健康経営)に何かできないかと考えていたところ、運動提案を実践する駿府宅配センターと出会った。
乳製品の配達とともに、健康経営のお手伝いもできると話をされ、駿府宅配センターの宅配サービスを導入するはこびとなった。約1カ月に1度鈴木店長のコーチングによる「歩き方セミナー」や「筋肉トレーニングセミナー」の運動提案と、㈱明治の栄養士による、乳酸菌の働きについての「ヨーグルトセミナー」の講話など、健康にまつわる研修をパッケージ提供し、喜ばれているという。

配達担当は鈴木店長。「ヨーグルトセミナー」後の配達ということもあり、早速セミナーの内容をもとに商品説明。ただ商品を届けるだけではなく、健康課題に合致した機能説明も行い、納得した上での飲用を進めている。
鈴木店長は宅配商品それぞれの商品特性をしっかり学習しており、接客の中でお客様に分かりやすく説明している。健康への想いが具現化されている配達風景であった。

より多くの方の健康寿命延伸に
貢献する企業を目指して

㈱明治とともに健康経営優良法人や地域のシニアクラブにも運動提案から健康の提供を行っている駿府宅配センター。先日もとあるシニアクラブより運動イベント開催の依頼を受けたとのことで、同行した。
20名ほどの健康意識の高いシニアの集まりである。「駿府宅配センターさんがこのような健康イベントの提案をしていることを初めて知った」と言うのはシニアクラブの会長。何か新しいことが体験できればと思い申し込んだ、とのことである。

イベント内容は、健康寿命延伸には「社会参加・運動・栄養」が必要であるという講話から始まり、生駒店長による歩き方レクチャーへ。最後に、運動後は栄養の摂取が大切という流れから宅配商品の試飲会となった。
会長からは、「信頼できる研究結果に基づいた運動提案であること、また具体的な歩き方を教えていただき、お土産まで頂戴し、本当にありがたいイベントとなりました。」とのお言葉をいただくことができた。

笑顔あふれ、楽しく美味しいイベントとなったようだ。

牛乳宅配の未来を展望して

商品の配達だけではなく、「運動提案」という形で健康の配達も行っている駿府宅配センター。
堀社長は語る。「引き続き地域のお客様の健康寿命延伸のため、定期的に健康飲料を配達することは当然とし、運動を軸としたコミュニケーションも一緒に配達し、本当に必要とされる存在となれるお店づくりをし続けていきます。」
今は、インターネット・SNSの普及により人の顔を見なくても生活が送れる便利な世の中となった。人と会わなくても会話ができる時代となった反面、リアルな人間関係が希薄になっているようにも思える。その中で「配達を通じて人と会い、目を合わせて会話し、まごころを配達」できることは、スーパーマーケットやコンビニエンスストアでは提供できない牛乳宅配ならではの価値であり、強みなのではないだろうか。
その強みを生かし、お客様の充実した生活と健康課題解決に貢献している駿府宅配センターは、地域にとって必要不可欠な存在だと強く感じた。

お問い合わせ

イベントへの参加・求人情報等は、
こちらからお問い合わせください。

駿府宅配センター

054-283-1117
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