大人のチョコスナック6秒劇場 きの子と竹彦

はじめに

明治時代より続く由緒正しき財閥の一族「竹里家」に嫁いだ女、木野山きの子。最愛の夫・竹彦とバラ色の生活を送るはずだったが、きの子を嘲笑し、追い詰める姑・タケヨと、そんな母に甘えっぱなしの夫・竹彦が、きの子の新婚生活を甘いものにはしてくれない。「木野山家」と「竹里家」。2つの一族をめぐる、甘さひかえめな大人のチョコスナック劇場が、今、幕を開ける。

6秒動画一覧

総集編

人物相関図

登場人物

インタビュー

きの子(里内 伽奈さん)

今回は1話6秒ということで、短い時間の中でいかに感情を表現するかに苦心しましたね。そのためには、やはり表情。つまり、顔芸に全意識を集中しました。撮影後は顔面が筋肉痛になりました(笑)。撮影メンバーですか?そうですね、竹彦さんはどこか上の空というか、私を見ているようで見ていないような寂しさを感じました。でも、心のすれ違いを表現する竹彦さんなりのプロ意識なのだなと思いましたね。幼なじみは撮影後も恋人面してきてちょっとウザかったです。

竹彦(宮原 将護さん)

今回は甘ったれのおぼっちゃん役ということで役づくりのために普段の生活から「〜でちゅ」を語尾につけるようにして暮らしていました。何事も体で覚える性質なんですよ、僕。でも、ちょっと没頭しすぎて、年上にしか好意を抱けなくなってしまったんですよ。タケヨさんに甘えるシーンがあったのですが、本当のお母さんのような香りがしました。このままこの時間が永遠に続けばいいのにな、と思いましたが、タケヨさんの眼中には僕なんか入ってなかったんですよね。

タケヨ(いいぐち みほさん)

意地悪な姑役というのは意外と難しいもので、ただ憎らしいだけじゃダメなのよ。どこか、皆も共感できるような心の奥底にある、普遍的な悪意を炙りださないといけないの。だから心もダークサイドに堕ちるわけ。そんな時私を癒してくれるのはいつも男だったわ。今回の現場はいい男だらけだったわね。特に爺。枯れた魅力って言うのかしら。優しそうに見えて、心の奥底に野獣を飼っている、オスの目をしていたわ。今度じっくりお話してみたいものね。

竹五郎(小林 操さん)

つけひげがかゆくてね。口の上が気になって、ちょっと演技のキレがよくなかったかもしれない。いつもはそうじゃないんだよ。もっと精力的な男なんだけどね、どうも今日は調子が出なくて。きっと朝みそ汁で舌を火傷したのがよくなかったんだな。あと、靴下がジャストフィットしてなくてどうもむずむずして、気になっちゃって。それに謎の女が刺激的な格好で常に視界に入るんだよ。あれ絶対俺のことが好きなんだよ。そこも気になっちゃったポイントだね。。

謎の女(浅田 光さん)

きの子さんとは初共演だったんだけど、とても他人とは思えなかったわ。なんていうかソウルの奥で共鳴しあうっていうか。次回作では、もっと魂をぶつけ合うようなシーンに挑みたいわね。え?竹彦?あいつはダメよ。タケヨしか見てないもの。わかるわよ。こちとらずっと悪女を演じてきたんだから、人の心の動きにどうしても敏感になっちゃうの。あの爺だって、ずっと肉食獣のような目で私を見ていたわ。こうしてすぐ気づいちゃうのも罪なのかもしれないわね。

爺(藏内 秀樹さん)

お食事のシーンがあるのですが、私は爺ですから、食事を食べることはできないんですよね。こんな屈辱はありませんよ。私は衣食住の中では食にこだわりがありましてね。とくに肉が何よりも好きなんです。あのステーキの肉汁といったら、思い出すだけでヨダレが出ます。きっとかみごたえもいいに違いありません。歯を押し返すような弾力を想像するだけで…。あのステーキを味わうことができなかったことだけが心残りですね。演技についてはいつも通りやりました。

幼なじみ(神木 優さん)

こんな名作に関われたことを本当に誇りに思うよ。土手のシーンでは夕暮れがキレイでさ。キャメラが回った瞬間にわかったね。あ、伝説残しちゃうな、これって。いつもにまして絶好調で、すべて一発OKだよ。演技っていうよりもはや人間が出ちゃったよね。俺そのものの。主演のきの子ちゃんもかわいかったなー。俺と一緒の撮影でずっと笑ってくれたしさ。だいぶ仲良くなれたと思うよ。うん。ここから二人のスピンオフなんか始まるかもね(笑)。それにタケヨさんの熱い視線もすごかったんだよなー。まいっちゃったよ。