カカオ豆研究
チョコレートにおいて最も重要な原料はカカオ豆です。カカオ豆は熱帯の地域で生育するカカオ木の種子で、栽培者によって一次加工(発酵乾燥)されたものが輸入されます。(株)明治では熱帯地方のカカオ栽培国へ独自に赴き、現地にてカカオ加工方法を研究指導し我々日本人の口に合うカカオ豆を作成しています。これによって安全安心なチョコレートの製造、より広い味わいを実現しています。
油脂研究
チョコレートは含まれる油脂が結晶化して固まっています。チョコレートを口に入れたときに融けるのは、この油脂の融点に関係します。(株)明治では長年にわたりチョコレート用油脂の研究を行い、油脂の融解挙動を自在にコントロールする技術を完成しました。その成果は「冬季限定チョコレート」(メルティキッス、ポルテ)などに活かされご好評をいただいています。
コーティング技術研究
マーブルチョコレート、アーモンドチョコレートなどに代表される製品は「回転釜」とよばれる特殊な装置で製造されます。(株)明治ではこれら伝統的な製法を発展させ「XYLISH」や「柿の種チョコ」「コロット」などの新製品開発に応用しています。
スナック菓子の製法研究
カールなどのスナックは、「エクストルーダー」と呼ばれる特殊な装置で高温高圧に融かしたトウモロコシを一気に大気圧に戻して膨化させることで「サクサク」な食感を作っています。(株)明治ではエクストルーダーを用いた種々のタイプの製造装置研究を通じて「コパン」や「チップチョップ」などの新食感スナック、チョコスナックを開発しています。
ナチュラルテイスト製法
| 特許番号 | 特許第3083798号、特許第3091752号 |
|---|---|
| 適用商品 | 明治おいしい牛乳 |
・牛乳に窒素ガス(*)を吹き込んで、酸素を追い出します。
・酸素がほとんど含まれていない状態で牛乳を殺菌します。
・加熱臭がなくフレッシュなおいしい牛乳ができます。
*窒素ガスは私たちが普段呼吸している空気の成分の8割を占めています。残りの2割は酸素などから成ります。
・牛乳中の酸素を追い出すために、窒素ガスを牛乳に直接吹き込んで混合します。
・このとき牛乳が泡立ちます。
・泡立った牛乳の上から泡だっていない牛乳をシャワーすることで泡を消し、加熱殺菌をしやすくします。
まろやか丹念発酵
| 特許番号 | 特許第3644505号、特許第3666871号 |
|---|---|
| 適用商品 | 明治ブルガリアヨーグルトLB81そのままで |
・発酵する前のヨーグルトのもとから酸素を除去します。
・通常のヨーグルトよりやや低い温度で発酵させます。
・しっかり固まった、しかも口ざわりのなめらかなヨーグルトができます。
低温で発酵するだけだとなめらかにはなりますが、しっかり固まったヨーグルトはできません。酸素が少ないと乳酸菌が活発になり、低温でも発酵がすすみます。
農林水産大臣賞受賞(平成18年度民間部門農林水産研究開発功績者表彰)
あじわいこだわり製法
| 特許番号 | 特許第4079440号 |
|---|---|
| 適用商品 | 明治フレッシュクリームあじわい32 明治フレッシュクリームあじわい40 |
・牛乳を、半透膜でろ過して香りとおいしさを濃縮します。
・遠心力を使って濃縮牛乳からクリームを取り出します。
・クリームに溶けている酸素を減らして加熱殺菌します。
・ミルクの香味がアップして低脂肪でもコクがありながら後味がさっぱりしたおいしいクリームができます。
・クセのある食材や加熱した鶏卵の臭みを抑える効果もあります。
農林水産大臣賞受賞(平成22年度民間部門農林水産研究開発功績者表彰)
「明治ほほえみらくらくキューブ」のキューブ成型技術
| 特許番号 | 特許第4062357号 |
|---|---|
| 適用商品 | 明治ほほえみらくらくキューブ |
・顆粒のコナミルクをキューブ型に入れ、顆粒同士のすき間を十分残して圧縮成型します(*)。
・成型したキューブの表面を湿らせます。
・キューブを乾燥させます(**)。
・持ち運びの際に壊れにくく、しかもお湯にさっと溶ける便利なキューブ型コナミルクができます。
*すき間が大きいほど、コナミルクがお湯に溶けやすくなりますが、割れやすくなります。
**加湿乾燥により表面の顆粒同士がしっかりとくっついて強度がアップします。



















