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濃厚流動食でCOPD患者の栄養状態を改善!
「ホエイペプチド・BCAA配合濃厚流動食」の摂取による栄養状態
改善効果を確認 〜第32回日本静脈経腸栄養学会学術集会で発表〜


2017/03/10

医療法人社団恵友会 霧ヶ丘つだ病院(理事長・院長:津田 徹)と株式会社 明治(代表取締役社長:川村 和夫)の共同研究グループは、「ホエイペプチド(※1)・BCAA(※2)配合濃厚流動食」の継続摂取により、COPD(※3)患者の栄養状態改善効果があることを確認しました。WHOの報告書によると、COPDは2030年には世界の死亡原因の第3位になると予想されており、注目されている疾患です。

この研究成果を2017年2月23日〜24日に岡山市で開催された「第32回日本静脈経腸栄養学会学術集会」にて発表しました。

【内容】

■演題名:
 慢性閉塞性肺疾患患者を対象とした濃厚流動食の栄養補充療法に関する検討

■概要:
 40歳以上85歳未満で、BMIが21以下の呼吸リハビリテーション実施中COPD患者11名を対象に、「ホエイペプチド・BCAA配合濃厚流動食(1本当たり200kcal、たんぱく質10g、BCAA2500mg、125mL容量)」を1日2本、12週間摂取していただきました。

その結果、摂取前後で次の項目を中心に有意な増加・上昇を確認でき、栄養状態の改善が認められました。

体重減少があるCOPD患者では、死亡のリスクが高いと言われていますが(※4)、体重が有意に増加しました(図1)。

② 栄養指標の一種であるアルブミンやトランスフェリンの血中濃度が、有意に上昇しました(図2)。

③ COPD患者は筋力や筋量が低下する傾向にありますが、大腿四頭筋(※5)の筋力が有意に上昇しました(図3)。

以上の結果から、呼吸リハビリテーション領域における、「ホエイペプチド・BCAA配合濃厚流動食」による栄養補充療法の有用性が示唆されました。

(※1):ホエイペプチド
乳たんぱく質(ホエイたんぱく質)から作られたペプチド(アミノ酸の結合物)。消化吸収性が高いことが報告されている。

(※2):BCAA(分岐鎖アミノ酸(branched-chain amino acids)の略)
必須アミノ酸であるバリン、ロイシン、イソロイシンの総称。BCAAを摂取することにより、 運動による筋たんぱく質の分解を防ぐとされている。

(※3):COPD(慢性閉塞性肺疾患)
タバコ煙を主とする有害物質を長期に吸入曝露することで生じた肺の炎症性疾患。主な症状は、慢性の咳と痰、労作時の息切れ。

(※4)日本呼吸器学会COPDガイドライン第4版作成委員会 (2013) 『COPD(慢性閉塞性肺疾患)診断と治療のためのガイドライン 第4版』 株式会社メディカルレビュー社

(※5):大腿四頭筋
大腿の前面にあるもっとも大きな伸筋。本研究において下肢筋力の評価項目として使用。

図1 摂取前後の体重
図1 摂取前後の体重
図2 摂取前後の血中アルブミン濃度およびトランスフェリン濃度
図2 摂取前後の血中アルブミン濃度およびトランスフェリン濃度
図3 摂取前後の大腿四頭筋力
図3 摂取前後の大腿四頭筋力