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世界初の4次元嚥下シミュレーター「Swallow Vision®」による嚥下研究の成果を米国摂食・嚥下学会で発表
〜誤嚥(ごえん)と加齢変化との密接な関係を明らかに〜


株式会社 明治(代表取締役社長:川村 和夫)は、武蔵野赤十字病院と共同開発した世界初の4次元嚥下シミュレーター「Swallow Vision®(スワロービジョン)」による研究成果を、2月25〜27日に米国アリゾナ州ツーソンで開催されるDysphagia Research Society 2016 Annual Meetingにて発表いたします。

高齢になると、食事中にむせる方が増える傾向にあります。これは、加齢変化(老化)で飲み込む機能が低下し、食物が食道ではなく誤って気管に入ること(誤嚥)が原因で起こります。この症状が続くと、誤嚥性肺炎になりかねません。

一般に肺炎は予防が大切と言われておりますが、誤嚥性肺炎は特定の微生物が原因ではないためワクチンは効かず、約2万人の高齢者が誤嚥性肺炎のために入院しているのが現状です。
誤嚥を防ぐためには飲み込みやすい食品を摂取することが勧められており、ヨーグルトがその一例ですが、飲み込みやすい食品の性質を詳細に理解するのは容易ではありません。なぜなら、食品単独ではなく、人の飲み込みの状態と食品の性質を組み合わせて網羅的に評価する必要があるからです。「Swallow Vision®」はそれを実現する唯一の解析装置です。

本学会では、CT(コンピュータ断層撮影法)とVF(嚥下造影法)の医用画像と解剖学的な知識に基づいて作成した「水を少し誤嚥する軽度誤嚥患者(80歳代男性)」の精密なモデルを用いて解析することで、軽度誤嚥患者の特徴的な運動が加齢によって喉頭(のど仏)および舌が垂れ下がったために代償的に獲得した運動であることを明らかにしたこと(図1)、また誤嚥した水が気管に達するまでの経路の可視化に成功したこと(図2)の2演題に加え、「Swallow Vision®」の教育啓蒙ツールとしての有用性も発表いたします。

当社は今後も「Swallow Vision®」による解析を進め、商品開発の場でも活用できるよう取り組んでまいります。


図1 軽度誤嚥患者の特徴的な舌運動(の部分),図2 軽度誤嚥患者の誤嚥した水の軌跡