大人の食事の取り分けで離乳食

暑さ本番となりました。暑い中での調理、大人の食事と離乳食の両方を用意することに大変さを感じてしまうかもしれません。

赤ちゃん相談室には
「離乳食を作る時間がなくベビーフードを使用することが多いのですが、手作りする場合は子どもの離乳食を大人の食事とは別に調理するので大変です。大人の食事からの取り分けはどのようにしたらよいですか。(11か月)」
「大人用と子ども用のメニューを考えるのは大変です。大人の食事からの取り分けでもよいですか。(1歳4か月)」
「大人の食事から取り分けをしようと思います。赤ちゃんが食べられる固さまで煮てから取り出して大人用に味つけをすると、軟らかくなりすぎてしまいます。どうしたらよいですか。(11か月)」

など、大人の食事から取り分けて離乳食を作る「取り分け離乳食」についてのご相談をいただきます。赤ちゃんがおいしそうに離乳食を食べてくれたらうれしくて暑さも吹き飛んでしまいますね。離乳食作りは、大人の食事を上手に取り分けながら時短をして簡単に進められたら楽しくなるかもしれません。

取り分け離乳食

煮物(煮込み料理)などは、ある程度軟らかくなるまでだし汁で具材を煮て、離乳食用に必要な分を取り分けて、離乳食の進み具合に応じたサイズや固さ、月齢によっては味をつけて離乳食を作ります。残りを大人用に味つけをして完成させます。

イラスト:とりわけ離乳食の流れ。<例>大人のメニュー:『肉じゃが』①材料をだしで煮る。離乳後期(9~11か月ごろ)「野菜のミルク煮」は、①を味つけ前に野菜だけを適量取り出し、粗く刻む。溶かしたミルク(または牛乳)と湯を加えて軟らかくなるまで煮る。②調味料を半量入れて味を付ける。離乳完了期(12~18か月ごろ)「肉と野菜の煮物」は、②からうす味のついた野菜を取り出し食べやすく切る。肉も食べやすく細かく切る。大人用の鍋からとった汁を倍にうすめて軟らかく煮る。③残りの調味料を入れて仕上げる。

取り分けのポイント

  1. (1)
    離乳食の進行に応じて乳幼児が食べられる食材を使う。
  2. (2)
    市販の惣菜など辛味や塩分・脂肪分の多いもの、歯ぐきでつぶしきれないものは避ける。
  3. (3)
    うす味に仕上げるため、大人用の味つけをする前に取り分ける。
  4. (4)
    材料の固さや大きさを、乳幼児の成長や発達段階に合わせたものにする。
  5. (5)
    取り分けたあと、刻む、つぶす、とろみをつける、汁気を多くするなどして、乳幼児が食べやすい料理にする。

出典:授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)実践の手引き

大人の食事にひと手間加えるだけでも、離乳食が作れます。大人の食事からの取り分けで、家族と一緒の離乳食を作ってみてはいかがでしょうか。

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