そしゃく力に沿った離乳食の進め方

イラスト:離乳食を食べるお子様

赤ちゃん相談室には、そしゃくに関連した離乳食の固さや大きさのご相談が多く寄せられます。

「今は全て裏ごしをして、ペースト状で食べさせています。インターネットで色々見ていると、6か月以降は固さの加減を変えていくと書かれていました。そろそろ固さの加減を変えていった方がよいですか。例えば、裏ごしはしないで、粒々などの練習した方がよいですか。(6か月)」

「離乳食は順調に食べています。7か月になり、10倍粥から7倍粥にしたところ、えづいて吐き戻すことがありました。インターネットで調べると「前の段階に戻る」と、「もっと大きさ、固さを進める」という2つの方法が出てきました。どちらを選べばよいですか。(7か月)」

「モグモグがうまくできていない様子で、すぐに飲みこんでしまいます。上手に食べられなくても月齢通りの大きさ、固さにした方がよいですか。(9か月)」

「1歳になりましたが、歯が上下各2本ずつしか生えていません。今は5~8mmくらいの大きさで、バナナ程度の固さにしています。嫌わず食べていますが、比較的すぐ飲みこんでしまい、丸飲みしているようにも見えるので心配です。今後どれくらいの固さ、大きさに加減したらよいですか。(1才)」

そしゃく機能の発達にも、ひとりひとり個人差があります。お子様の様子をよく見ながら、進めていきましょう。

◎なめらかにすりつぶした状態(ペースト状)の食品は食べられても、粒状の食品を混ぜると、嘔吐しそうになったり、吐き出したりすることがあります。このような場合は、形状をペースト状に戻して飲みこむ練習を重ねてから、再度試してみます。それでもうまくいかない場合は、ペースト状の食品と粒状の食品を混ぜずに、別々に与えてみるのもよいでしょう。

◎7~8か月頃からは、押しつぶしながら食べるために、あごや舌の力が必要になります。一人で座れるようになったら、安定した姿勢で食べるようにしましょう。足首、ひざ、股関節の3つの部分が90度になるように座らせ、足の裏が全部床やいすの補助板についていることが大切です。

◎「おもちゃ噛み」などの日常の遊びが、噛む練習になったり、手と口の協調運動の体験になったりします。

◎1~2歳頃のお子様は、大人のような食べ物の処理能力がありません。生野菜や繊維のある肉、野菜、弾力の強い食品などは、噛んだだけで口から出してしまったり、丸飲みしたり、口の中に溜めて飲みこまないなど、さまざまな食べ方が見られます。これは口腔内の機能の発達と食形態がマッチしていないために起こります。

そしゃく力がついてくるのには個人差があるので、お子様に合わせて進めていきましょう。

赤ちゃんの成長はさまざまです。インターネットなどで調べても、ご自身のお子様に合った答えがなかなか見つからないというご経験もあるのではないでしょうか。授乳や離乳食の進め方に関しては、私ども赤ちゃん相談室をご利用いただけると嬉しく思います。相談員一同、お電話をお待ちしております。

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その一部を毎月ご紹介しています。

昨日できなかったことが今日できるようになったなど、日々の成長がとても楽しみです。パパが朝「バイバイ」を子どもにするとニコニコして「バイバイ」をしているのですが、私も同じように「バイバイ」をすると泣いて追いかけてきます。この違いが、とても必要とされているんだなぁ、私でないとダメなんだなぁ、と改めて思います。

(29歳 第1子 11か月)

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