主なカテゴリ

サポートアスリート

二宮清純の「ザバス取材記」

競輪選手 今井 祐介 選手

スピードスケートで1998年の長野からトリノまで3大会連続で五輪出場を果たした今井裕介選手。トリノ五輪後、スピードスケートからの引退を発表し、同時に競輪という新たな世界への挑戦を表明した。

2年ほど前からザバスの製品を取り入れていたが、競輪への転向に伴い、まずは課題とされた体重の増量に着手した。奈良典子氏による主にメールでのサポートを受けながら、まずは10キロの増量に成功。肉体改造は順調に進んでいる――。
(※インタビューは2006年11月上旬に行われました)

#1 2週間で感じた身体の変化

二宮スケートを引退されて競輪という新たな道に挑戦されるそうですね。具体的にはいつから?

今井11月28日に競輪学校に入学します。卒業は2007年の10月なので、休みを入れると約10ヵ月間ですね。デビューは2008年1月の予定です。

二宮1年間近く、徹底的に管理された厳しい環境での生活が続くわけですね。大変ですね。

今井そうですね。でも通らないといけない道だと思っています。自分で選んだことですから。

二宮まず、ザバス製品を使用されるようになったきっかけを教えてください。

今井2年ほど前、メーカーの方の紹介で、ザバス製品をいただくようになりました。

二宮個人的なサポートを受けるようになったきっかけは?

今井今までは自分が欲しい商品を送っていただいていました。今回、競輪に転向するには体重が少ないから増やさなければならない、と。自己流で増やそうとしたんですが、スケートのときの感覚が残っていて、いくら食べてもあまり大きくなれる気がしなかった。それでザバスの奈良さんを紹介していただきました。

二宮体重を増やすというのは、筋肉の量を増やすということでしょうか?

今井それもありますが、まずは脂肪でもいいから体重を増やすことが絶対条件だと言われましたね。

二宮スケートの場合は体脂肪が少ない方が有利だと思いますが、競輪の場合、多少は脂肪がついていた方がいいんでしょうか?

今井脂肪があったほうが、スピードに乗ってから(スピードの)伸びが良いと言われましたね。

二宮奈良さんはどのようなご指導を?

奈良食事内容とプロテインをどのようなタイミングでどの程度とっているのかを把握するため、まずは食事のメニューをメールで送信してもらいました。内容を確認して「このメニューでよく動けるな」と(笑)。あとで伺ったら、休み中の食事だったそうですが・・・。それでもアスリートとしては改善の余地のある食事でしたので、パンにハムをはさんで食べてもらう、プロテインのタイミングなどを含めて、できるだけ簡単にたんぱく質を食品からとってもらえるような提案をさせていただきました。また、練習量から考えると自転車はかなりエネルギーを消耗するスポーツ。エネルギーが不足してくると、筋肉が分解されてエネルギーとして使われてしまいます。せっかく鍛えた筋肉を維持するために、消耗するエネルギーは練習の場で補給してもらおうと、手軽に摂れるグリコーゲンリキッドなどもすすめました。

二宮(メニューを見ながら)これがその一例ですね。効果は?

今井すぐに出ました(笑)。こんなに変わるんだ、というくらい。始めて2週間くらいから、体重が増えつつあるのと同時に、練習した筋肉の張りが良い感じに残っていく感覚があって、「ああ、コレなのかな」と。油ものを避けていたスケート時代とは正反対といってもいい生活でしたね。

#2 シビアになり過ぎていたスケート時代

二宮スケート時代はどのような食事を?

今井朝はシリアルとヨーグルトであまり変わらないのですが、昼と夜は魚が中心で、ご飯は茶碗1杯。とにかく油ものは避けていました。スケート時代は清水宏保さんと一緒に練習していたので、いろいろと影響を受けましたね。清水さんは食生活も含めてすごくストイックな方なんです。一緒にやるまで、多少脂肪はあったんですけど、気をつけるようになったら身体がすごく変わって、タイムも伸びました。

二宮清水選手は短距離ですよね。今井選手は中距離(1000、1500m)だから、スタミナも必要。もっと食べてもよかったのでは?

奈良そうですね。競技種目によって身体を絞ることもパフォーマンスを高める上で重要な要素ですけど、絞りすぎて体脂肪が少なくなりすぎると免疫力が弱くなってしまうことがあります。特に冬は風邪をひきやすくなったりしますから、もう少しボリュームのある食事をとっても良かったですね。

二宮体脂肪が落ちると、免疫力が低下するわけですか。

奈良体脂肪だけが影響するわけではありませんが、たとえば、通常7〜8%の体脂肪のところが5%くらいになってしまったとします。たった2%でも落ちてもギリギリの状態で身体の働きを維持していたとしたら、身体の本来の機能が損なわれて免疫力は低下しやすくなります。

二宮もっと食べてもよかったわけですね。

今井確かに、冬は体調を保つのがすごく難しかった。食べてもその分動いて消費されているから、シビアになりすぎてた部分はあったのかな、と。特にトリノ五輪のときには感じましたね。

二宮免疫を落とさないために必要な栄養素は?

奈良風邪予防を考えるならば、特にビタミン群とたんぱく質を強化しておきたいですね。

二宮ビタミンの中では特に?

奈良免疫強化の代表はCです。ただB1やB2は体内代謝の潤滑油でもあり、不足するとエネルギー作りも鈍くなり疲れの溜まる原因にもなります。しかも水溶で体内に長時間留めておくのが難しいビタミンなのでC同様に強化してほしいですね。

二宮食品では何が良いのでしょうか?

奈良(ビタミン)Cは野菜や果物、B群では豚肉や発芽玄米など。シリアルを食べるときも、玄米シリアルやドライフルーツ入りのミューズリをおすすめします。

二宮スケート時代、風邪をひきやすかったという実感はありますか?

今井ひきやすかったですね。今はほとんど風邪をひかないので、食事の影響は大きいんだな、と感じますね。

二宮もう少し早くその知識があれば、五輪で生かせたかもしれないですね。

今井そうですね(笑)。まあ、次の世界で生かせればいいなと思います。

関連情報

ザバス栄養講座

最適なザバスを選ぶ

サポートアスリート