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二宮清純の「ザバス取材記」

柔道家 吉田秀彦 選手

ソウル五輪での惨敗がきっかけとなった栄養サポート

二宮柔道界がザバスのサポートを受けて栄養について本格的に取り組むようになったのはいつ頃からですか?

青山ソウル五輪で日本柔道の成績がふるわず、その後、全日本チームのコーチだった山下泰裕先生(現・全日本柔道連盟理事)が、選手たちが遠征に行ったときのレポートをご覧になったときに「減量がきつい」とか「外国人選手のパワーに負けた」というコメントが多かった。それで「食事に取り組まないといけない」と。共通の知人であった東海大学陸上部・宮川先生を通じて紹介を受けました。

二宮昔は、試合前には「勝つためにカツを食え!」と言われたりしたのでは? 練習も根性論の時代でしょう。

吉田当時は練習から何から「努力」「根性」「気合」でしたね。でも今は食事も練習も計算されている、という感じですよね。僕が引退する頃には、合宿なんかでも昔に比べるとあまりきつく感じませんでした。ラクなわけではないけど、追い込むところは追い込んで、どこをどうやれば効果が出るか、考えられている感じでしたね。

二宮バルセロナ五輪で金メダルを獲得した後、「ザバスのおかげです」とおっしゃったそうですね。

吉田栄養サポートを受けなければ金メダルはなかったと思います。でも、そのコメントをしたことは覚えてないんですよ(笑)。

青山私も現地にいたので知らなかったのですが、日本向けのNHK放送でそのコメントが流れたそうです。その映像をラグビー日本代表のコーチが合宿先でご覧になっていて「どのようなサポートをしているのか?」と連絡をいただいて。それでラグビーの代表チームのサポートにつながったということもありました。

二宮吉田さんは現在は、総合格闘技の試合に出られていますが、ミドル級やヘビー級など、出場する種目で体重調整を行っているのでしょうか?

吉田そうですね。ミドル級で出場するときは、試合の1ヵ月半くらい前から落としていきます。試合が近くなって気になりだしたところからお酒は一切飲まないですね。練習をして食事を考えていけば、5〜6キロはすぐに落ちます。代謝がいいので、汗もすごくかきますし…。

二宮ヘビー級の場合は何キロでもいいんでしょう?

吉田でも100キロを切ったくらいが一番動きやすいですね。減量すると、体のキレが違いますね。

青山プロの試合に出るようになってからは、もうほとんどアドバイスすることはないですね。今までの経験と、やってきたことの記憶でしっかり減量もできていますから、質問を受けたときに応える程度です。

吉田ただ、試合の後はリバウンドがすごいんです。普段から、食べたら食べた分、飲めば飲んだ分だけ体重が増える。飲むときはとことん飲みますからね。中途半端が嫌いなんです(笑)。

二宮ヘビー級の場合は何キロでもいいんでしょう?

吉田なるほど。少ししか飲めないなら、全く飲めない方がいい、と。

青山当時も「ほどよく、というのは辞めてください」とよく言われました。「飲むな」と言われた方がいい、と(笑)。

選手のたんぱく質は一般人の2倍が目安

二宮今もザバス製品は使っていらっしゃるんですか?

吉田もちろんです。新しくなったプロテイン(アクア)、ダマがなくて飲みやすいですね。

二宮プロテインは、減量のときに摂取しても影響はないんですか?

青山影響がないどころか、吉田さんの場合、減量幅が大きかったのでエネルギー摂取を減らしつつ選手として摂りたいたんぱく質の量を確保する「高タンパク低脂肪 食」のお助けツールとなりました。ですが、国内予選が終わった後、メディカルチェックを受けたら、ヘモグロビン(血液の赤い色のもとになる鉄とたんぱく質 から構成される成分)の数値だけ低めだったんです。あとで本人に確認すると、鉄(Feタブ)とたんぱく質(プロテインパウダー)は気まぐれに摂っていた、 と。そこで、この2つを摂る意味をきちんと伝えバルセロナに向けて、修正しました。

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