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二宮清純の「ザバス取材記」

東北楽天ゴールデンイーグルス 立花龍司 コンディショニングディレクター

二宮立花さんが楽天イーグルスのコンディショニングディレクターに就任されて1年目。実際に選手たちと接してみて、手ごたえはいかがですか?

立花何もないところからのスタートなので、逆にやりやすいですね。シーズンの中で結果を出さないといけないのはもちろんですが、今日や明日のためというよりも、2年後、あるいは3年後を見据えて仕事をしている感じですね。

二宮コンディショニングの指導で大事なポイントは?

立花コーチが言うから、先輩が言うから、これをやっておけばいいだろう、という考えでトレーニングをされると効果がない。自分から進んでできるように動機付けをする、それを一番に考えています。

二宮コンディショニングには栄養も関連してくる。そのあたりはいかがでしょうか。

立花トレーニングにおいては、車の両輪みたいなもので、どちらが欠けてもどうしようもない。野球選手をつくる前に、アスリートをつくらなければならない。アスリートをつくろうと思ったら「運動」「休養」「栄養」、このバランスのどれが欠けてもダメ。さらには「運動のための栄養」「休養のための栄養」、そのどちらも大切です。アシスタントコーチにも栄養学の出身がいますので、大前さんのアドバイスを受けながら一緒にやっています。

大前立花さんがまず、春や秋のキャンプでトレーニングの重要性について指導されている。栄養面の指導も基本的なコンセプトは同じですね。それをいかに選手の中に落としこめるか・・・。少しずつやっている現状です。

頭で理解して食べる

二宮キャンプではみな同じ食事ですが、シーズンが始まったら外食が増えるし、それぞれの家庭で食べますから、目が行き届かない部分もあるのでは?

立花大前さんがいるときは「これを食べるといい」と選手にアドバイスしてくれるけど、いつもそうはいかない。「なぜこれを食べるのか」。そこを教育した方がいい。食事は自分で選ぶことが多いので、選択するためのルールを理解させることですね。

二宮状況に応じて何を食べればいいか、頭で理解させる、ということですね。

立花はい。疲れたときはこういうもの、激しくトレーニングしたときはこういうもの・・・というように状況によって変わりますよね。砂糖は1回の食事で何グラム、というような細かいところまでやる必要はまったくないと思う。ただ、「こういう練習をしたからこういうものを多めに摂るのが良い」という知識は、アスリートですから持っていなければいけない。野球関係者というのは、野球のことはものすごくよく知っているのに、スポーツのことを知らなすぎるんです。それが僕はすごく残念に思いますね。

二宮なるほど。野球のことはよく分かっていても、アスリートとしての知識は不足している、と。

立花それはコーチも含めても言えることだと思います。だから僕らがしっかり伝えていかないといけない。いきなりトレーニングをさせるのではなく「なぜこのトレーニングをするのか」という部分から入ることですね。スポーツは体を動かすものだけど、まずその前に心を動かさないといけない。その心を動かすのが、コーチの仕事ですね。

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