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二宮清純の「ザバス取材記」

野球/上原浩治選手

ザバスがサポートするアスリートは日本のみならず、世界を舞台に活躍している。今季、アメリカで5年目のシーズンを迎えるのが上原浩治投手だ。昨季はチームの中継ぎとして37試合に登板。防御率1.75、シーズン終盤には14試合連続無失点を記録するなど抜群の成績を収めた。

強打者揃いの米国で成功を収めている背景には高い制球力がある。昨季の与四球はわずかに3つ。安定したピッチングに対し、アメリカでの評価は年々高まっている。今季はチームを移籍して臨むシーズンだ。4月には38歳を迎えるベテラン右腕はどんな食生活を送り、コンディションをキープしているのか。開幕に向け、トレーニングに励む上原投手にインタビューを試みた。

大変でもやりがいのあるリリーフ

二宮 最近はモミアゲとヒゲを伸ばした姿がすっかり定着していましたが、今年になってさっぱりと落としましたね。何か心境に変化でも?

上原いやいや、そんな大げさなものではないですよ。もともと伸ばし始めたのも、監督やコーチに少しでも覚えてもらおうとモミアゲを長くしたのがきっかけでした。それがいつの間にかヒゲも伸ばすようになってきただけなんです。自分でも方向性が分からなくなってしまったので(笑)、チームも変わるし、きれいにしたほうがいいかなと思いました。

二宮 今季から新天地のボストンに移籍します。例年と比べて調整や気持ちの変化はありますか。

上原調整は何も変わっていませんし、気合の入り方はどのチームでも一緒ですけど、今回移籍する東地区は強豪チームが多いですから大変です。

二宮 チームでは抑え候補として期待されています。上原選手の安定感のあるピッチングなら、十分可能でしょう。

上原こればかりは僕の判断ではできないので、これから競争になるでしょう。抑えは毎年、狙っていますけど、いくら経験があっても実力がなければ無理ですから。

二宮 本拠地のフェンウェイ・パークはレフトのグリーンモンスターと呼ばれる高いフェンスが特徴です。ピッチャーにとっては救われる部分も多いのでは?

上原確かにホームラン性の当たりが二塁打になりますが、決して球場が広いわけではないので逆にレフトフライだった打球がフェンスに当たって二塁打になることもある。助かる部分と損する部分と両方あるのではないでしょうか。

二宮 上原選手はプロ入りから先発をやってきて、途中から中継ぎや抑えも任されるようになりました。先発と中継ぎでは体の作り方は変わってきますか。

上原もちろんです。どちらもラクなポジションではないですけど、中継ぎは毎日、投げられるように準備しなくてはいけない。その部分のしんどさはありますね。自分の登板日に合わせればいい先発とはトレーニングもやはり違ってきます。

二宮 大変な分、充実感もあると?

上原アメリカに行って、それを感じるようになりました。向こうの野球は先発投手が完投することがほとんどない。中継ぎの出来が勝敗を分けるんです。そういう大事なポジションを任せられることへのやりがいはあります。

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