主なカテゴリ

試合の日の食事 4 ザバス栄養講座

栄養と運動を学ぶ

ザバス栄養講座:試合の日の食事

試合当日のポイント:試合中

【水分補給】

試合中は、汗から失われた水分とミネラルを補うだけでなく、スタミナを維持するために糖質も同時に摂取できるスポーツドリンクがベストです。ただし、糖分濃度が濃いものは体内への吸収速度が遅くなるため、糖分濃度2.5%以下のものや、体液よりも低い浸透圧の「ハイポトニック」と表示のあるものを選ぶようにしましょう。また、適度に冷やしたドリンク(10℃前後)は吸収が速くおススメです。

試合中に水分補給ができるタイミングは競技種目や選手個々によっても異なりますが、15分〜30分おきにコップ1杯(200ml)程度の水分補給が目安となります。のどが渇いてから一気に多量の水分補給をしてしまう選手がいますが、のどが渇いたと感じた時にはすでに脱水が始まっており、一度にたくさん飲んでも吸収されにくい状態になっています。ですから「のどが渇く前に、こまめに、少しずつ」飲むことを心がけましょう。また、試合中に脱水になるのを遅らせるために、試合開始30分くらい前にコップ1〜2杯(250〜500ml)程度の水分を補給しておきましょう。

競技種目にもよりますが、特に夏の大会で多いアクシデントに、熱中症や足のつり、筋けいれんなどがあります。それは、暑熱環境下での長時間の運動によって、熱がうまく発散できずに体温調節に障害を及ぼしたり、水分補給の失敗から体内の水分とミネラルを多量に失い、筋収縮に影響を与えるからです。また、脱水による頭痛やめまいなどパフォーマンスの低下や、ひどい場合には死に至ることもありますので、こまめに水分補給を行い、さらに濡れタオルでカラダを拭くなど、体温を下げる対策によりアクシデントを未然に防ぎましょう。

【栄養補給】

試合中やハーフタイムなどにエネルギー補給を行う場合は、できるだけ速やかに吸収されパフォーマンスに影響を及ぼさない、ということを条件に考えます。エネルギーゼリーエネルギードリンク、タブレットのように運動中でも摂取しやすい形態で、デキストリンやブドウ糖を主原料としたものが理想的ですので、このようなサプリメントを有効活用しましょう。

次のページ(試合当日のポイント:試合後)へ

よくあるご質問
関連情報

その他

サポートアスリート

二宮清純のザバス取材記