ポビドンヨードってなに?

「ポビドンヨード」という言葉はあまり一般的ではありませんが、誰もが一度はお世話になっているはずです。
ポビドンヨードがどんなものか、勉強してみましょう。

成分について

ポビドンヨード(Povidone-iodine)は、ヨウ素の酸化作用を利用した抗微生物成分です。
ヨウ素のアルコール溶液であるヨードチンキなどでは人体への刺激が強かったため、ポリビニルピロリドンとの錯化合物として合成されたポビドンヨードが現在では広く普及しています。
また、ポビドンヨードの独特な茶色は消毒作用の活性を示しています。手洗いとして使用した場合、消毒範囲も目で見てわかるので、安心です。

ポビドンヨードの名前の由来

ポリビニルピロリドンの略称 ポビドン+海藻などに濃縮されて含まれる元素 ヨード=ポビドンヨード

世界中で使われている消毒剤

殺菌力はもちろんのこと、即効性に優れていることから、うがい薬や手指の殺菌、傷の消毒薬などに広く使われている代表的な消毒剤です。
また、ポビドンヨードは人体や環境にもやさしい消毒剤です。

さまざまな場面で使用されています

  • 医療現場では・・・

    • ・手術の際の傷口の消毒
    • ・手術の際の医師の手洗い
    • ・救急隊の常備
    • ・分娩時 など
  • 学校・家庭では・・・

    • ・うがい
    • ・口臭除去
    • ・傷口の消毒
    • ・手洗い
    • ・とびひ・おできの殺菌・消毒 など

ポビドンヨードの活躍

ポビドンヨードの活躍

明治うがい薬の有効成分ポビドンヨードは、殺菌消毒剤の影響を受けにくいと言われている微生物や細菌に対しても効力を発揮します。
その効力に着目したアメリカ航空宇宙局(NASA)は、1969年夏、宇宙船アポロ11号が人類初の月着陸を成し遂げて太平洋上に着水した際、地球外の未知の世界から運んでくるかも知れない細菌の洗浄・消毒にポビドンヨードが有効と判断し、更に海洋に対する汚染への配慮からポビドンヨードの殺菌消毒剤を船体に注ぎかけ洗浄・殺菌しました。