2018/03/06 トピックス オリンピック・パラリンピック 運動とカラダ

meiji POWER!体操のできるまで

夢をもつ子どもたちに「スポーツの楽しさ」×「食の大切さ」を伝えるイベント「meiji Tokyo 2020 Fes」。そのオープニングプログラムとして子どもたちとゲストアスリートが一緒になって取り組むのが「meiji POWER!体操」です。ヘンテコな歌詞とキャッチーな振り付けが印象的なこの準備体操、実は明治がオリジナルで開発したものなんです。子どもたちが楽しみながらココロとカラダをほぐせるように、さまざまな分野のトップランナーのパワーを結集してつくりあげました。このちょっと風変わりな体操が生まれるまでのストーリーをご紹介します。

体操に大切なのは
7つの部位!?

日本でいちばん有名な準備体操といえば「ラジオ体操」。そこで、このラジオ体操をひとつのお手本にしながら、Tokyo 2020にふさわしい準備体操をつくろう!ということを開発コンセプトにさだめました。そんな構想を実現するために、明治は日本体育大学の荒木達雄教授に監修をお願いしました。

さっそく荒木先生に取材に伺い、さまざまなアドバイスをいただきました。その中でもいちばん印象的だったのは「身体には7つの部位があって、7つすべてがまんべんなく動いているかどうかが準備体操の基礎になる」というお話です。7つの部位とは、首、腕、脚、胸、背腹、体側、そして腰のこと。ラジオ体操なども基本的には同じ考え方でつくられているそうです。

また、ラジオ体操にはない要素として「組体操」というものも教えていただきました。組体操と聞くと大人数でやる体操のイメージがありますがあれは「組み立て体操」で、本来の組体操とは、2人組や3人組で動的な運動をすることです。たとえば、手をつないで回ったり、馬跳びしたりする運動のことです。その「組体操」の要素を組み込むことで、コミュニケーションが自然と生まれるので、より子どもたちが楽しめるようになるはず、とのアドバイスをいただきました。
「7つの部位の運動」と「組体操」を融合した明治がめざすべき体操の姿が、荒木先生のおかげで見えてきました。

準備体操の基準になる7つの部位

マジメなだけじゃ
メイジじゃない!

荒木先生からのアドバイスをもとに、つぎは具体的な体操の中身を考えるステップへと進みました。今回の体操の振り付けを担当していただいたのは、「振付稼業air:man」のみなさんです。

荒木先生からの専門的なアドバイスを取り入れながら、マジメになりすぎず、明治らしい遊び心にあふれた「楽しい体操」をつくりあげる上で、air:manはまさに最高の助っ人でした。air:manがプロジェクトに合流してから最初にとりかかったのは楽曲制作です。音楽によって体操の方向性がかなり決まってくるので、air:manチームのこれまでのノウハウをもとに音楽のテンポやジャンルなどを細かく検討していきました。大まかな方向性が決まってからは、「7つの部位」というテーマを読み込んだ歌詞を書いて、それをもとに具体的な曲を制作していきました。ちなみに楽曲は「in the blue shirts」というアーティストが書き下ろしてくれました。

そして出来上がった曲をもとに、いよいよair:manチームによる振り付けの開発がはじまりました。いちばん議論を重ねたのは、体操の難易度です。はじめての子どもたちでもひと目でできるカンタンさをめざすのか。適度に難しくして「できた!」という歓びがあったほうがよいのか。プロジェクトチームのメンバー(大人)が実際に試作の振り付けを踊ってみたりしながら、適切な難易度のバランスを調整しつつ、あらためて監修者の荒木先生にもチェックをしてもらいながら、最終的な体操の内容を固めていきました。

ついに完成!meiji POWER!体操

そして構想から約8ヶ月の開発期間を経て、ついにmeiji POWER!体操が完成しました。体操学の考え方を取り入れながら、キャッチーでポップな楽曲と振り付けを組み合わせることで、Tokyo 2020にふさわしい体操が出来上がりました。
そんな体操のお披露目の場となったのは7月25日に行われた第1回「meiji Tokyo 2020 Fes@幕張メッセ」です。会場に集まった子どもたち約150名と、ゲストのレスリング吉田沙保里選手、登坂絵莉選手、栄監督がいっしょになってmeiji POWER!体操に取り組みました。はじめて目にする体操にみんな少し戸惑いながらも、見よう見まねで身体を動かしているうちに夢中になっていき、自然と心と身体がほぐれていきました。少し緊張気味だった子どもたちが、体操を終えるとみんな笑顔になっていた様子がとても印象的でした。

子どもたちも一生懸命踊ってくれました
近くのお友達と自然なコミュニケーションがとれました!

これからもmeiji POWER!体操は、Tokyo 2020 Fesをはじめとするさまざまな場所で、そのパワーを発揮していきます。みなさんもぜひご活用ください。

meiji POWER!体操のできるまで

カラダを支える知識

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