明治THE GREEK YOGURT(明治ザ グリーク ヨーグルト)


グリークヨーグルトのある日常

料理家紹介

ひでこコルトン 写真

ひでこコルトン

Food & Life Style by HIDEKO COLTON
ニューヨーク在住歴約30年。金融業からクリエイティブな料理の世界に転身し、2010年から「NY*おもてなし料理教室」を主宰、会員数3,000人を超えている。
米系フジテレビの料理番組に5年間レギュラー出演など、多くのメディアで活躍。7月にはWAVE出版より2冊目のライフスタイルに関する新書刊行予定。

ニューヨーク流のおもてなしに
グリークヨーグルトが活躍

- ニューヨークのヨーグルト事情

 もともとヨーグルトが大好き。日本にいたときは毎日、プレーンヨーグルトの大きなパックを1個食べてしまうほどでした。30年以上前にニューヨークにきたときも市販のヨーグルトを片っ端から食べてみましたが、当時はさっぱり系ばかり。日本のヨーグルトのようにコクのあるおいしいものがなくて物足りなく感じていました。
 ニューヨークでグリークヨーグルトを目にするようになったのは10年ほど前からだと思います。試してみたら濃厚でおいしくて、それまでのヨーグルトとはまったく違う初めての食感。すぐに気に入って、しょっちゅう食べるようになりました。それからグリークヨーグルトのブームがニューヨークから全米に広がって、今ではどこでも簡単に手に入ります。もうブームを通り越して、当たり前の存在になっているんです。

- グリークヨーグルトブームを分析

ひでこコルトン 写真「おもてなしはゲストを華やかな気分にさせることも大切」と、エプロンをつけないのがコルトンさんのこだわり。  グリークヨーグルトがここまで流行った理由として考えられるのはまず、各メーカーが競っていろいろなフレーバーを出したこと。フルーツソースやチョコ入りのもの、ビスケットやシリアル付属のもの、低脂肪や脂肪ゼロ、材料も牛乳だけでなくヤギ乳、羊乳、ココナツミルクやアーモンドミルクでできたものまで、本当にさまざまなタイプがあります。次々に新商品が登場するので、流行に敏感なニューヨーカーは新しいものを試したくなりますし、飽きずに食べ続けられるようです。また、ニューヨークにはさまざまな人種や宗教、体質の方がいますが、多くの選択肢があるため、「この商品は食べられないけれど、これならOK」と、自分に合ったものを選べることもヒットを後押していると思います。
 それからもちろん、グリークヨーグルトのヘルシーさも流行の理由。とくに脂肪分ゼロのタイプはヘルシー志向のニューヨーカーの心をつかんでいるようです。ニューヨーカーは食べるのが好きで、「いつも何かをつまんでいたい」「つい食べ過ぎてしまう」という人が多いのですが、グリークヨーグルトは食べ応えがあるわりに、低カロリーだしおなかもちもいい。ちょっと食べて小腹を満たすのにちょうどいいんです。良質のたんぱく質は一般のヨーグルトよりも豊富ですし、乳酸菌やカルシウムも摂れるからと、栄養面を理由にグリークヨーグルトを選ぶ人も多いですよ。

- グリークヨーグルトは豆腐のように使える

ひでこコルトン 写真ツナサラダは切った材料にヨーグルトを混ぜるだけ。簡単なのにおいしい!  ニューヨーク流のおもてなし料理に特別なルールはありません。むしろ、枠を外してクリエイティブにいろんな味にチャレンジするのがニューヨークらしさ。そういう意味でも、プレーンなグリークヨーグルトは味付けや組み合わせ次第でドリンクやドレッシング、ソース、デザートなどに幅広く使えてすごく重宝します。和食でいえばお豆腐のような万能選手なんです。普通のヨーグルトに液体調味料を加えるとシャバシャバになってしまいますが、グリークヨーグルトはもともと水分が少ないので、硬さの調整も自由自在。
 アメリカ人には「サワークリーム代わりに使うといい」と教えます。使い勝手や味はほぼ同じなのに、よりカロリーが低いのでヘルシーと喜ばれますよ。
 先生の動画コース「THE COLTON CLUB」ではおもてなしのためのコース料理を中心に教えています。グリークヨーグルトは前菜やメインディッシュに使うこともありますが、とくに好評なのはデザートのレシピ。生クリームやリコッタチーズ、マスカルポーネの代わりにグリークヨーグルトを使ったムースなどをお教えします。コース料理の最後なので、軽くてさっぱりしたもののほうが食べやすいし、胃もたれしにくいですから。

- おもてなしの極意は「今」「ここ」にこだわること

 ニューヨークにはさまざまな人種、職業、バックグラウンドの方が集まります。そんな人たちを集めてパーティーをするときのコツは、何か一つテーマを設けること。例えばスポーツイベントがあるときはボールにちなんだ飾り付けや料理を出すとか、クリスマスが近いなら料理やドレスに赤や金色を取り入れるという感じ。そうやって共通のテーマを作ることで、バラバラの立場の人たちの心が一つになり、いい雰囲気が生まれます。
 もうひとつのコツは、「今」「ここ」にこだわること。例えば私の地元はニューヨークなので、この近郊でとれる食材を積極的に使います。その由来などをお客さまとお話しするとそれだけで盛り上がりますし、記憶に残るパーティーになる。それがお金を払えばいつでも誰でも行けるレストランではなく、自宅でおもてなしをする醍醐味だと思うんです。
 今回考案したグリークヨーグルトを使った料理にもニューヨークらしいエッセンスを取り入れました。みなさんが作るときは、自分らしくアレンジしたり、地元の食材を取り入れたりして楽しんでいただけるとうれしいです。


THE COLTON CLUB流 
グリークヨーグルトを使った料理

料理/ひでこコルトン ※大さじ・小さじ、カップなどの計量器は日本のものを使用しています。

ベリーズ・チーズケーキ

ベリーズ・チーズケーキ

ニューヨークチーズケーキは、クリームチーズ100%で作るのが一般的ですが、半量をグリークヨーグルトに置き換えることで、濃厚さ食べ応えはそのままに、カロリーを抑えてヘルシーに仕上げました。試作してみたら思った以上にリッチな味わいで、我ながら感動のおいしさでした(笑)。

りんごとツナのオープンサンド

りんごとツナのオープンサンド

ニューヨークの愛称「ビッグアップル」にちなんで、りんごを使ったツナサラダを考えました。マヨネーズの半量をグリークヨーグルトに置き換えることで、さっぱりヘルシー。りんごとヨーグルトは酸味の相性がよくて、シャープな大人の味に仕上がっています。もし、青りんごが手に入ったらぜひ皮ごと使って、香りも楽しんでください。