明治プロビオヨーグルトR-1

東北楽天ゴールデンイーグルスPART1

@MIYAGI

球団創設9年目で初の日本一の栄冠を手にした東北楽天ゴールデンイーグルス。
常勝球団を目指してチームを牽引する主力3選手(嶋基宏捕手、則本昂大投手、
松井裕樹投手)と、選手たちを支える秋田佳紀ストレングス&
コンディショニングコーチに、野球ファンや子どもたちに伝えたいことや、
思い出に残るエピソード、日頃の体調管理などについてお聞きしました。

©Rakuten Eagles

INTERVIEW

東北楽天
ゴールデンイーグルスの
強さをひきだす秘密

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QUESTION 01

野球を始めた(この世界に入った)
きっかけを教えてください

嶋捕手 : 小学生のときに2つ上の兄が野球をやっていて、その影響で始めました。プロになろうと思ったのは、大学2年のときです。谷繁さん(現中日監督)にお会いしまして、プロ野球選手ってカッコいいなと。そこから本格的に目指しました。

則本投手 : 親戚の怖いおじさんに強制的にやらされたのがきっかけです(笑)。始めたのが小学校1年生ということもあり、まずキャッチボールをきちんとやることだけで精一杯な感じでした。家でプロ野球の中継は流れていたんですけれども、当時はあまり興味が無かったです。

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松井投手 : 子供の頃、家で野球中継を見るのが習慣で、そうした中、いつのタイミングかは分かりませんが、自分から「野球をやりたい」と言い出した、と聞いております。(他人事やね、と一同笑)

秋田コーチ : 僕もプロ野球選手を目指していたのですが、レベルが伴わずに断念しました。ただ、どうしてもこの世界に入りたくて、マイナーリーグで1年間、トレーニングコーチをしていたんです。米国では、マイナー選手でも野球カードが作られるんですよ。それで僕自身のカードも何枚か貰いまして、それを履歴書代わりに日米の全球団にばら蒔いたところ、楽天イーグルスからオファーがありまして(笑)。それがコーチ就任のきっかけです(一同笑)

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QUESTION 02

シーズン中の体調管理で
気を付けていることを教えてください

松井投手 :R-1を毎日飲んでいます!あと、遠征とかで不規則になってしまうので、できるだけ寝る時間をとるように心掛けています。

則本投手 : 自分の持っている能力を最大限引きだせるように、練習前のストレッチやウォーミングアップ、練習後のケアなどを大事にしています。あとは風邪をひかないように気をつけるとか、自分で防げるようなことは自分で管理するようにしています。R-1は僕も毎日飲んでいますよ。本当ですって!(笑)遠征中はコンビニに飲料水とかを買いに行くんですが、そのときに宿泊日数分のR-1を手に取るようにしています。

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嶋捕手 : キャッチャーは、体力的な厳しさもあるのですが、とくに負けたときは精神的な疲労が大きいため、なるべく同じ時間に、寝て、起きて、球場に来て、トレーニングをするなど、同じようなサイクルで試合に臨めるようにしています。夏場の試合では、多い時で体重が3キロくらい減ることがあるんですが、そうしたときは、いつも以上に水分を補給したりしています。ゲーム後は、バランスの良い食事を心掛けています。

秋田コーチ : 日常生活の意識が高いからこそ、彼らは優秀な成績を残せているのだと思います。もう一つ、3人に共通しているのは、「体重が減らない」ということ。多くの選手が、毎日の試合で体重を減らし、パフォーマンスを落としていく中、たとえば則本選手は、1年目から、シーズン中だけで3キロ増量しました。筋肉量を保つためには、トレーニングと練習が必要であり、そこで消費したカロリーを補うためには、適切な食事管理が必要になります。

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QUESTION 03

これまでの野球人生で、
印象に残るエピソードはありますか

松井投手 : 中学時代、ピッチャーライナーが喉に当たって、病院に運ばれたことがあります。救急車の中で、医療ドラマみたいに、血圧がどうだとか、そういう会話が飛び交っていました。投球後の体勢が良ければ取れていたかも知れないので、現在はしっかりとフォームを修正しています。

則本投手 : 僕も負傷話を(笑)。高2のときに、ある練習試合で塁に出まして、次の打者がショートゴロを打ったんです。当然相手はゲッツーを狙いますから、ショートからボールを受けたセカンドは、勢いよく一塁にボールを投げてきますよね。それが、2塁に滑り込もうとした自分にパカーンと当たって、その場で倒れたんです。ボールはその反動でセンター方面に転がっていきました。スポーツ中は気を抜いたらいけないなと改めて痛感しました(苦笑)。

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嶋捕手 : 僕が大学に入ったとき、同級生に2人のキャッチャーがいたのですが、寮を出たと同時に2人とも辞めてしまったんです。そんな状況の中、ある日、監督に呼ばれてミットを渡され、「お前がキャッチャーをやれ!」と(笑)。その指令が無かったら、今の自分は無いので、そこが僕の野球人生で一番の転機かなと思っています。

秋田コーチ : アジアに野球を普及させるために、単身カンボジアに行ったときの話なんですが、同国の代表選手を相手に僕がフリーバッティングの投手をやりまして、そうしたら意図せずに半分くらい三振をとってしまったんです(笑)。その後、インドでも指導を行い、紅白戦で最終回に登板したんですが、0回1/3を7失点でした(笑)。
やはり野球は、甘くないスポーツだと実感しました。

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QUESTION 04

子どもたちや野球ファンに
何かアドバイスをお願いします

秋田コーチ : 今の時代、子どもたちが外で遊ばなくなったと言われますけれども、外で楽しく汗を流し、ご飯をモリモリ食べる。それが本当に重要なことだと思いますね。

松井選手 : がむしゃらに野球をやるだけでは上達しないと思いますので、まずは自分に何が足りないかを考えることですね。考えながら生活すれば、きっと自分に必要なものが見えてくると思います。

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則本投手 : 野球に限らず、一生懸命スポーツに打ち込んでいる子どもたちがたくさんいると思いますが、子どもだけではどうしても補えない部分がありますよね。たとえば、食事や体調のこともよく分からないでしょうし……。僕が少年時代からずっと野球を続けてこれたのも、親がサポートしてくれたおかげだと思っていますので、ケガや病気は勿論、心のケアにも目を向けながら、家族全員でいい家庭環境をつくることが重要ではないでしょうか。

嶋捕手 : やはり野球だけに片寄らず、たとえばサッカーや今人気のラグビーなど、色々なスポーツに触れること。そして、色々な人の意見を聞くことが大事だと思います。子どもたちには好奇心旺盛に、色々なことを経験して欲しいですね。

QUESTION 05

強さをひきだすための秘訣と今後の目標を教えてください

嶋捕手 : 「野球が大好きな気持ちを忘れない。」
少なくとも40歳までは現役でやりたいなと思っています(現在31歳)。そのために、いま何が出来るかをしっかりと考え、体調面、技術面、精神面で研鑽を積み、チームを引っ張っていければなと。松井裕樹選手と則本選手よりも長く野球を続けることが目標です(笑)。

則本投手 : 「己を信じ続ける!!」
何年、何十年か先に、「則本というこんな記録を作った投手がいたんだぞ」と語り継がれるような、歴史に名を刻む選手になれればいいなと思っています。

松井投手 : 「明るく楽しく元気よく!」
僕自身はまだ経験していないので、近い目標は、やはり優勝ですね。

秋田コーチ : 「喜びを他の誰かと分かち合う。」
選手全員が毎試合活躍するというのは無理なわけですが、それでも、全ての選手が「楽天イーグルスに入って良かった」という達成感のある野球人生を送れるように、自分が何かサポート出来ることがあればいいなと思っています。

  • 捕手 右投右打

    嶋 基宏 選手 / Motohiro Shima

    國學院大學卒業後、2007年に入団。1年目から125試合に出場し、盗塁阻止率でリーグ2位を記録。2010年には、打率.315を記録し、ベストナイン、ゴールデングラブ賞をダブル受賞した。2012年に、日本プロ野球選手会の第8代目会長に歴代最年少で就任。球団が日本一を達成した2013年には、自身二度目のベストナイン、ゴールデングラブ賞に輝き、田中将大(現ヤンキース)とともに最優秀バッテリー賞も受賞した。

  • 投手 右投左打

    則本 昂大 選手 / Takahiro Norimoto

    八幡商業高校、三重中京大学を経て、2013年に入団。新人で開幕投手に抜擢された1年目から15勝をマークし、球団初のリーグ優勝に貢献。CS、日本シリーズでも2桁奪三振の投球を見せ、新人王を受賞した。翌2014年には、2年連続の開幕投手としてプロ初完投勝利を挙げると、4月にプロ初完封も記録。最終的には14勝(完投9、完封7)の成績を残し、204奪三振で初のタイトルも受賞。2015年はその数を215に伸ばし、2年連続奪三振王を獲得した。

  • 投手 左投左打

    松井 裕樹 選手 / Yuki Matsui

    桐光学園高校卒業後、2014年に、5球団が競合したドラフト会議において1位で入団。高校時代は、2年生の夏に、大会ナンバーワン投手として注目を浴びながら甲子園に出場。初戦の今治西高戦で10者連続奪三振を含む1試合22奪三振をマークし、大会記録を更新した。その黄金の左腕が、2015年、リリーフに転向。球団新記録となる33セーブ(防御率0.87)の好成績を残し、楽天イーグルスの絶対的守護神に成長した。

  • ストレングス&コンディショニングコーチ

    秋田 佳紀 コーチ / Yoshiki Akita

    桐蔭学園高校を卒業後、University of Iowa(アイオワ大学)に進学。在学中に、トレーニング学を専攻し、その後シンシナティ・レッズ傘下のサラソタレッズでストレングスコーチを務める。現在の楽天イーグルスでは、主に一軍選手のケアを担当。豊富な海外経験に基づいた指導で、選手からの信頼は厚い。

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