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プロバイオティクス研究で「平成24年度 JIDF 光岡賞」を受賞

2013/02/27

この度、2月26日に開催されましたJIDF(国際酪農連盟日本国内委員会)の国際会議出席報告会(会場:日本私立学校振興・共済事業団)におきまして、弊社研究員が「平成24年度 JIDF 光岡賞」を受賞しました。ヒト消化管乳酸菌の生態および胃内菌叢を明らかにするとともに、ピロリ菌抑制作用を有するプロバイオティクスを開発した事が評価されました。なお本賞は、光岡知足博士(東京大学名誉教授、理化学研究所名誉研究員)が国際酪農連盟より2007年メチニコフ賞を受賞の際、授与された賞金を同博士のご意思によりJIDF に寄附され、この寄附金を基に設けられた賞で、JIDFの活動に理解と協力を示し、腸内細菌並びにミルクの科学分野の研究において優れた業績を挙げた者に対して授与される賞です。

受賞内容の詳細は以下の通りです。

■ 受賞者名

研究本部 食機能科学研究所 グループ長 木村勝紀

■ 受賞研究

「ヒト消化管乳酸菌の生態とピロリ菌抑制作用を有するプロバイオティクスの開発に関する研究」

■ 受賞研究概要

ヒト消化管乳酸菌の菌種、菌株構成および胃内菌叢を明らかにするとともに、ピロリ菌抑制作用を有するプロバイオティクスとしてLactobacillus gasseri OLL2716株を選抜した。また、OLL2716株含有ヨーグルトのピロリ菌感染者に対する投与試験を実施し、OLL2716株含有ヨーグルトの投与により、胃内ピロリ菌数が減少し、胃粘膜の炎症が改善されることを示した。さらに、OLL2716株含有ヨーグルトを投与したヒトの胃から生検試料を採取し、LMPC法により胃粘液層を摘出し、OLL2716株の検出を試みたところ、胃粘液層からOLL2716株が検出されることを確認した。

以上