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論文/チョコレート・ココアの研究

チョコレート・ココアに関する研究レポートをご紹介します。

Effects of dark chocolate Intake on Physical Functions in Japanese Subjects(2018)
Midori Natsume, Hirohito Ishikawa, Yoshikazu Kawabe, Tomoyuki Watanabe, and Toshihiko Osawa
Advances in Clinical and Translational Research Volume2, Issue3, Article ID:100012 (2018)
Polyphenols:Inflammation(2018)
Natsume M
Current Pharmaceutical Design 24(2): 191-202 (2018)
カカオポリフェノールのさまざまな研究 カカオポリフェノールに出会って20年(2018)
夏目みどり
化学と生物 Vol.56,No.7,2018 (2018)
チョコレートの歴史・食文化と機能性(2018)
夏目みどり
Functional Food Vol.12 No.1,P6-11 (2018)
カカオポリフェノールの生活習慣病予防作用〜チョコレートやココアの機能性〜(2015)
夏目みどり
日本ポリフェノール学会誌 4(1):13-16 (2015)
Suppressive effects of cacao polyphenols on the development of atherosclerosis in apolipoprotein e-deficient mice (2014)
発表者 夏目みどり、馬場星吾
雑誌名 Lipid Hydroperoxide-Derived Modification of Biomolecules 77:189-198(2014)
要約 ヒトがココアを摂取することで、LDLコレステロールの酸化を抑制することを報告してきたが、動脈硬化を低減するか否かは明らかになっていない。そのため、動脈硬化のモデル動物であるApoEノックアウトマウスに、カカオポリフェノールを8週間摂取させた結果、組織化学的に動脈硬化を抑制することを明らかにした。
Cinnamtannin A2, a tetrameric procyanidin, increases GLP-1 and insulin secretion in mice (2013)
発表者 山下陽子、岡部正明、夏目みどり、芦田均
雑誌名 Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry 77(4):888-891(2013)
要約 カカオ由来のプロシアニジンの2〜4量体の各成分について、単量体であるエピカテキンとインクレチン効果について、ICRマウスで経口投与し比較した。その結果、4量体であるシンナムタンニンA2に強い効果が示された。
Cacao liquor procyanidin extract improves glucose tolerance by enhancing GLUT4 translocation and glucose uptake in skeletal muscle (2012)
発表者 山下陽子、岡部正明、夏目みどり、芦田均
雑誌名 Journal of Nutritional Science 1(2):1-9(2012)
要約 神戸大学との共同研究で、マウスにカカオポリフェノールを摂取させることで、Glut4の誘導により骨格筋の糖取り込みが上昇することを明らかにした。
Comparison of Anti-Hyperglycemic Activities Between Low- and High-Degree of Polymerization Procyanidin Fractions from Cacao Liquor Extract (2008)
発表者 山下陽子、岡部正明、夏目みどり、芦田均
雑誌名 Journal of Food and Drug Analysis 20:283-287(2008)
要約 神戸大学との共同研究で、カカオ由来のプロシアニジンを高分子と低分子に分画し、その効果の差を筋管細胞を用いて検討した。その結果、低分子と高分子では、低分子画分に顕著な糖取り込み作用があり、AMPK経路が関与していることを示唆する結果が得られた。
Cacao polyphenols influence the regulation of apolipoprotein in HepG2 and Caco2 cells. (2011)
発表者 安田亜紀子、夏目みどり、越阪部奈緒美、河端恵子、古賀仁一郎
雑誌名 JournaL of Agricultural and Food Chemistry 59(4):1436-1441 (2011)
要約 臨床試験において、ココアを継続的に摂取することで、HDLコレステロールの上昇ならびにLDLコレステロールが低下することを報告している。その作用メカニズムを明らかにするために、HepGならびにCaco2細胞を用い、カカオポリフェノール成分について評価した結果、SREBPの発現がかかわっていることを明らかにした。
Cacao liquor proanthocyanidins inhibit lung injury induced by diesel exhaust particles. (2008)
発表者 安田亜紀子、高野裕久、越阪部奈緒美、三本木千秋、福田久美子、夏目みどり、柳沢利枝、井上健一郎、加藤陽二、大澤俊彦、吉川敏一
雑誌名 International Journal of Immunopathology and Pharmacology 21(2):279-288(2008)
要約 国立環境権、兵庫県立大、名古屋大、京都府立医大との共同研究で、カカオプロシアニジンを摂取させたマウスにおいて大気汚染物質の一種であるディーゼル排気粒子が引き起こす肺障害が抑制されることを確認した。
Cacao procyanidins reduce plasma cholesterol and increase fecal steroid excretion in rats fed a high-cholesterol diet. (2008)
発表者 安田亜紀子、夏目みどり、佐々木和恵、馬場星吾、中村裕子、鐘ヶ江穣、長岡利
雑誌名 BioFactors 33(3):211-223(2008)
要約 岐阜大と共同でカカオポリフェノール摂取が継続的な高脂肪食による血中コレステロール値の上昇を抑えること、また、その有効成分はカカオポリフェノール中の高分子成分であることをラットで確認した。
Inhibitory Effects of Conjugated Epicatechin Metabolites on Peroxynitrite-mediated Nitrotyrosine (2008)
発表者 夏目みどり、越阪部奈緒美、安田亜紀子、大澤俊彦、寺尾純二
雑誌名 Journal of Clinical Biochemistry and Nutrition 42(1):50-53(2008)
要約 名古屋大、徳島大と共同で、カカオに含まれる主要ポリフェノールであるエピカテキンが体内に吸収され代謝された後も、活性酸素の一種であるパーオキシナイトライトによるニトロチロシン化を抑制することを確認した。
Continuous intake of polyphenolic compounds containg cocoapowder reduces LDLoxidative susceptibility and has beneficial effects on plasma HDL-cholesterol concentrations in humans (2007)
発表者 馬場星吾、越阪部奈緒美、加藤陽二、夏目みどり、安田亜紀子、貴堂としみ、福田久美子、武藤裕子、近藤和雄
雑誌名 The Americal Journal of Clinical Nutrition 85(3):709-717 (2007)
要約 兵庫県立大、お茶の水女子大と共同で、12週間のココア継続摂取により、血中LDLの酸化が抑えられること、その作用メカニズムは血中ポリフェノール量の増加に伴うHDLコレステロール増加が寄与していることをヒトを対象とした試験で確認した。
Plasma LDL and HDL Cholesterol and Oxidized LDL Concentrations Are Altered in Normo and Hypercholesterolemic Humans after Intake of Different Levels of Cocoa Powder (2007)
発表者 馬場星吾、夏目みどり、安田亜紀子、中村裕子、田村崇明、越阪部奈緒美、鐘ヶ江穣、近藤和雄
雑誌名 The Journal of Nutrition 137(6):1436-1441(2007)
要約 お茶の水女子大と共同で、4週間のココア継続摂取により血中のコレステロール値が改善される(HDLコレステロール増加、LDLコレステロール減少、LDL酸化抑制)ことを、160人を対象とした二重盲検試験で確認した。
Suppressive effecs of cacao liquor polyphenols (CLP) on LDL oxidation and the development of atherosclerosis in Kurosawa and Kusanagi-hypercholesterolemic rabbits (2005)
発表者 黒澤亨、伊藤富美、野崎藍子、仲野善久、勝田新一郎、越阪部奈緒美、局博一、近藤和雄、板倉弘重
雑誌名 Aherosclerosis 179(2):237-246(2005)
要約 カカオポリフェノールを1%含む餌を、高コレステロール血症ウサギ(KHCウサギ)に6か月間摂取させた結果、血漿中のLDLの酸化抑制並びに粥状動脈硬化の進展を抑制すること明らかにした。本研究は、東京大学、お茶の水女子大学、茨城キリスト教大学と共同で実施した。
Ingestion of Proanthocyanidins Derived from Cacao Inhibits Diabetes-Induced Cataract Formation in Rats (2004)
発表者 越阪部奈緒美、山岸恵、夏目みどり、安田亜紀子、大澤俊彦
雑誌名 Experimental Biology and Medicine 229(1):33-39(2004)
要約 ストレプトゾトシンにより誘発されるⅠ型糖尿病モデルラットに、カカオポリフェノールを0.5%含有した餌、あるいは通常の餌を摂取させ、白内障の進行を組織化学的に評価した。その結果、カカオポリフェノールを摂取させたラットで、白内障の進行が抑制することを明らかにした。尚、本研究は、名古屋大学と共同で実施した。
Chemoprevention of lung carcinogenesis by cacao liquor proanthocyanidins in a male rat multi-organ carcinogenesis model. (2003)
発表者 山岸恵、夏目みどり、越阪部奈緒美、岡崎和志、古川文夫、今沢孝喜、西川秋佳、廣瀬雅雄
雑誌名 Cancer Letters 191(1):49-57 (2003)
要約 国立医薬品食品衛生研究所と共同でカカオポリフェノールが多臓器発ガンモデルラットの生存率の低下を有意に抑制し、肺における悪性腺腫の発症が有意に抑制されることを発表した。
Effects of cacao liquor proanthocyanidins on PhIP-induced mutagenesis in vitro, and in vivo mammary and pancreatic tumorigenesis in female Sprague-Dawley rats. (2002)
発表者 山岸恵、夏目みどり、越阪部奈緒美、中村英明、古川文夫、今沢孝喜、西川秋佳、廣瀬雅雄
雑誌名 Cancer Letters 185(2):123-130(2002)
要約 国立医薬品食品衛生研究所と共同でカカオポリフェノールが食事性発ガン物質であるヘテロサイクリックアミン(PhIP)の変異原性を抑制し、膵発ガンを抑制することを発表した。
Anticlastogenic acitivity of cacao: inhibitory effect of cacao liquor polyphenols against mitomycin C-induced DNA damage (2001)
発表者 山岸恵、越阪部奈緒美、夏目みどり、足立堯、滝沢登志雄、公文春枝、大澤俊彦
雑誌名 Food and Chemical Toxicology 39(12):1279-1283(2001)
要約 名古屋大学と共同で、カカオポリフェノールがマイトマイシンCによるin vitroでのDNA断裂を抑制し、マウスの骨髄細胞障害を抑制することを発表した。
Daily Cocoa Intake Reduces the Susceptibility of Low-Density Lipoprotein to Oxidation as Demonstrated in Healthy Human Volunteers (2001)
発表者 越阪部奈緒美、馬場星吾、安田亜紀子、岩本珠美、神山真澄、滝沢登志雄、板倉弘重、近藤和雄
雑誌名 Free Radical Research 34(1):93-99(2001)
要約 健常人男性に、1日当たり36gの砂糖入りココアあるいは砂糖のみを2週間摂取させ試験を実施した。その結果、ココアを摂取した群で、血漿中のLDLの酸化抵抗性が増強されることを明らかにした。尚、本試験は、お茶の水女子大学と共同で実施した。
Cacao Liquor Polyphenols Reduces Oxidative Stress Without Maintaining α-Tocolpherol Levels in Rats Fed a Vitamin E-Deficient Diet (2001)
発表者 山岸恵、越阪部奈緒美、滝沢登志雄、大澤俊彦
雑誌名 Lipids 36(1):67-71(2001)
要約 名古屋大学と共同でビタミンE欠乏ラットに、カカオポリフェノールを0.25、0.5、1.0%含有した餌を与えて飼育した。その結果、カカオポリフェノールの濃度依存的に心・腎・肝・脳の酸化障害を抑制することを明らかにした。
Antimutagenic Activity of Cacao: Inhibitory Effect of Cacao Liquor Polyphenols on the Mutagenic Action of Heterocyclic Amines (2000)
発表者 山岸恵、夏目みどり、長岐篤、足立桐子、越阪部奈緒美、滝沢登志雄、公文春枝、大澤俊彦
雑誌名 Journal of Agricultural and Food Chemistry 48(10):5074-5078(2000)
要約 名古屋大学と共同で、カカオポリフェノールがヘテロサイクリックアミンによる変異原性を、エームズ試験ならびにマウスを用いた宿主経由試験を用いて、抑制することを明らかにした。
Effects of Polyphenol Substances Derived from Theobroma cacao on Gastric Mucosal Lesion Induced by Ethanol (2000)
発表者 越阪部奈緒美、三本木千秋、山岸恵、滝沢登志雄
雑誌名 Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry 62(8):1535-1538(2000)
要約 名古屋大学と共同で、カカオポリフェノールが高濃度のアルコールによって引き起こされる胃粘膜障害を予防することを発表した。カカオポリフェノールによるラジカル消去能と白血球の機能調節によるものであることを明らかにした。

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