こうした長い歴史の中で培ってきた技術・ノウハウを基盤に、当社は特殊ミルク事業にも取り組んでいます。
2011年3月の東日本大震災や2016年4月の熊本地震の時などにも、速やかに特殊ミルクの緊急輸送を行い、被災地の病院をはじめ、特殊ミルクを必要とする赤ちゃんのもとにお届けしました。これからも明治は赤ちゃんの健全な発育を願って、粉ミルクのリーディングカンパニーとしての役割を果たしていきます。
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2019/03/13
株式会社 明治(代表取締役社長:松田 克也)は、乳児用液体ミルク「明治ほほえみ らくらくミルク」を、2019年3月下旬に一部施設にて先行発売し、2019年4月下旬より全国にて発売します。
乳児用液体ミルクは、2018年8月の法整備により、国内での製造・販売が可能となりました。
当社は2019年3月5日に、乳児用液体ミルクの特別用途食品としての許可を取得し、この許可に基づき、乳児用液体ミルクを発売します。
乳児用液体ミルクは、お湯で溶かすことや70℃以上に温めるといった調乳作業が不要で、哺乳瓶に移し替えることにより、すぐに飲むことができる利便性が高い商品です。
当社は、災害備蓄用途としての活用も考え、災害発生下の過酷な状況においてもミルクの品質を守ることができるスチール缶を採用するとともに、製造工程などの工夫により賞味期限1年での商品化を実現しました。
さらに、栄養的な価値は「赤ちゃんにとっては母乳が最良の栄養源である」という考えのもと、一つ一つの成分を母乳に近づけ、母乳で育つ赤ちゃんと同じ発育を目指して進化をしてきた「明治ほほえみ」と同等の栄養設計※です。
乳児用ミルクが必要なすべての赤ちゃんの健全な発育を担う責任に応えるため、乳児用液体ミルクの発売を通じて、赤ちゃんが災害時にも安全かつ安心して栄養摂取できる環境の整備に貢献するとともに、ミルクをご使用いただく際の利便性を向上し、当社ならではの取り組みを通じて社会課題解決に貢献していきます。
※調製粉乳として販売している「明治ほほえみ」と栄養の基本設計が同等です。
当社は1923年に、日本で初めてビタミンB1を添加した乳児用ミルクを発売して以来、「ミルクを必要とするすべての赤ちゃんが健全に発育する」ことを目指して、粉ミルク事業に携わってきました。日本で最大規模の母乳調査や赤ちゃんの発育・哺乳量・便性調査をもとに、より良い粉ミルクを開発し、現在、「明治ほほえみ」は広く支持されています。
こうした長い歴史の中で培ってきた技術・ノウハウを基盤に、当社は特殊ミルク事業にも取り組んでいます。
2011年3月の東日本大震災や2016年4月の熊本地震の時などにも、速やかに特殊ミルクの緊急輸送を行い、被災地の病院をはじめ、特殊ミルクを必要とする赤ちゃんのもとにお届けしました。これからも明治は赤ちゃんの健全な発育を願って、粉ミルクのリーディングカンパニーとしての役割を果たしていきます。
生まれつきの代謝の異常などにより、母乳や市販の粉ミルクを飲めない赤ちゃんがいらっしゃいます。
このような赤ちゃんの栄養摂取を目的につくられたのが「特殊ミルク」です。代謝の異常がある赤ちゃんにとっては、1日たりとも欠かせない非常に大切なミルクです。
特殊ミルクには、国の助成と企業の協力により無償で提供されるものと企業が無償で提供するものがあります。
「明治ほほえみ らくらくキューブ」シリーズは、トライアルしやすい少量サイズからリピーターのお客さまにご好評の大きなサイズまでの3品、「明治ほほえみ」シリーズは、大缶と2缶パックの2品を取り揃えています。