Dorea

LIGHT TREE PROJECT

光の魔術師 MASARU OZAKIによる光のアートプロジェクト

アーティストインタビュー

Q:なぜ、このプロジェクトをやろうと思ったのですか?

今まで建物やオブジェなど色んなものに光を当ててきたのですが、街を歩いていてふと木を見上げた時、子供の頃木に登ったり抱きついたりして遊んだ記憶が蘇ったことがあります。あの頃、木はどこにでもある親しい存在でした。しかし都市の開発が進むにつれ、すっかり少なくなってしまいました。高層ビルなどの影にひっそり立っているその木を見て、忘れられようとしている存在・・・樹木に光を当てたい、樹木の大切さを思い出してほしいという気持ちが強くなっていったのです。そして、それを映像にして、同じような気持ちを持っている人と繋がりたいと思ったのです。

Q:MASARUさんは甘いものがお好きだとお聞きしましたが?

女性で賑わうケーキバイキングに、男ひとりで行ってしまうくらい好きです。周囲から浮きまくっているのも構わず、62個食べたこともあります(笑)。甘いものと言えば最近ドキドキした事があって・・・。発売前の商品を試食させていただいたのですが、それがDorea(ドレア)でした。新商品を誰よりも早く味わえるなんて・・・本当に前夜はドキドキして眠れなかったくらいです(笑)。

Q:実際にDorea(ドレア)を召し上がってみていかがでしたか?

冷凍庫から出した直後と、30分、90分冷蔵庫で溶かしたものとでは違った食感が楽しめるという説明を受け、それぞれ食べたら本当にその通りで驚きました。口の中でふわって消えてゆくんですよ。それぞれ違った感覚で。僕が映像を作るとき、人を驚かせるため様々な仕掛けを考えますが、まさに仕掛けを楽しんだ瞬間でした。そしてドレアにフォークを入れた時、ココアパウダーがフワッと舞い散ったのを見て、脳裏に「光の粒子」のビジュアルが浮かびました。このプロジェクトに入る前のことだったので、このDorea(ドレア)のイメージが、そのまま今回の映像のモチーフのひとつになっています。ご覧になった方は、もう一度チェックしてみてください。

Q:このプロジェクトを終え、映像を完成させてみていかがでしたか?

様々な困難があり、多くの人の協力がなければ出来なかったと思っています。人と人のつながりがとても大切なことを実感した瞬間でした。こうして完成した映像は、いろいろなところにある木と木を光でつなげる作品になり、それは離れた人と人をつなげるグリーティングカード(グリーティングムービー)でもあるのです。この映像をご覧になって面白いと感じた方は、遠くにいる友達や、最近会っていない知人に、メッセージを添えて送ってみてください。その時、あなたが主人公の映像に変化しています。そして受け取った方が、今度は主人公になりつながってゆく・・・そんな連鎖がこの作品によって生まれるといいな、と心から願っています。

MASARU OZAKI 日本を代表するプロジェクションマッピングアーティスト/映像作家。ジョン・ローレンス・サリバン、ニールバレット、ディーゼルをはじめとする世界を代表するトップブランドのファッションショー映像、空間演出、青山円形劇場などの舞台映像、PARCO40周年記念の招聘アーティストとしてX'MASツリーをデザイン、演出など、アニメーション制作から撮影、立体造形まで手がける、今までにない映像アーティストとして国内外問わず高い評価を得ている。2010年5月開催の上海万博では多くの会場を演出。日本館メインエントランスには氏の立体彫刻やアート作品が常設されるなど、その活躍はワールドワイドに広がっている。
LIGHT TREE PROJECT