メイジ・カカオ・サポート Meiji Cocoa Support あしたのチョコレートのために

メイジ・カカオ・サポート(Meiji Cocoa Support:MCS)

(株)明治は農家を支援し、カカオ豆生産を持続可能なものにします。

私たちは、おいしいチョコレートを、お客様にいつでもお届けしたいと考えています。しかし、世界全体のチョコレート消費量が増えている一方で、近い将来、主原料であるカカオ豆の生産が追いつかなくなるかもしれないと言われています。木が高齢化している、栽培に必要な苗木や肥料などが手に入りにくい、栽培技術に関する知識が周知されていないなど、カカオ農家を取り巻く環境には難しい問題があるのです。

そこで、(株)明治は「メイジ・カカオ・サポート(MCS)」というカカオ農家支援活動を始めました。農家を取り巻く環境を改善することで、カカオ豆生産を持続可能なものにしていくという活動です。

具体的には、収穫量を増やすための栽培方法や病虫害の管理方法などについて学ぶ勉強会を開催したり、栽培に必要な苗木の供給センターをつくったりしています。また、当社独自の発酵法を実践してもらい、高品質のカカオ豆を得られるような取組も行っています。さらには、井戸の整備や学校備品の寄贈、環境への配慮をした農法の応援など、カカオ農家やコミュニティの生活を支援する活動も行っています。
農家は、より多くの収入を手にして、安心してカカオ農業を続けていくことができ、我々は高品質なカカオ豆を調達して、おいしいチョコレートを消費者のみなさんにお届けし続けることができるのです。
「メイジ・カカオ・サポート(MCS)」、それはチョコレート好きのお客様のために、(株)明治の果たすべき大切な役割だと考えています。

メイジ・カカオ・サポート(MCS)によるカカオ農家支援

(株)明治は、カカオ豆生産を持続可能なものとするために、生産国における当社独自の活動に加え、世界カカオ財団(World Cocoa Foundation: WCF)を通じた活動も進めています。

メイジ・カカオ・サポート(MCS)によるカカオ農家支援

ペルー共和国

地域、発酵度指定(明治規格、指定選別)
ファーマー・トレーニング・スクールの開催

剪定、接木、施肥、農薬取扱い、健康管理などについて学びます。

エクアドル共和国

明治発酵法の指導
ファーマー・トレーニング・スクールの開催

地元の小学校に農家が集まり、剪定、灌漑、病虫害管理、施肥などについて学びます。

ベネズエラ・ボリバル共和国

明治発酵法の指導、専用発酵箱の寄贈

当社が寄贈した専用の発酵箱を使った明治独自の発酵法で、高価格で取引できる高品質なカカオ豆の生産を可能にすることにより、技術・収益の両面で農家を支援しています。

ドミニカ共和国

明治発酵法の指導

明治独自の発酵法で、高価格で取引できる高品質なカカオ豆の生産を可能にすることにより、技術・収益の両面で農家を支援しています。

ブラジル連邦共和国

明治発酵法の指導

明治独自の発酵法で、高価格で取引できる高品質なカカオ豆の生産を可能にすることにより、技術・収益の両面で農家を支援しています。また、アグロフォレストリーでカカオを栽培しており、農業経営と環境保全を両立させています。

ガーナ共和国

トレーサブルカカオ豆を通じた農家支援

おいしいチョコレートをつくるには高品質のカカオ豆が欠かせません。
その代表がガーナ産のカカオ豆で、当社は、高品質のカカオ豆を安定的に手に入れるために、これまでは出来なかった地域指定購入を、生産地域の協力を得ながら始めました。
そして、一定金額を上乗せして購入することで、その地域の支援を行う仕組みを、世界規模のNPOであるソース・トラスト(Source Trust)と協同で作り上げました。
今後は、農家の収入が増えるよう、収穫量を増やしていくための支援活動にも力をいれていきます。
また、実際に当社社員が現地を定期的に訪問して、双方の顔が見える形での支援を行い、交流も深めています。

井戸や蚊帳の寄贈

どの村でも生活用水の確保は重要で、これまで5基の井戸を寄贈しました。蚊帳はマラリアを防ぐために各家庭で使われます。

苗木センターの開設

農園の近くに苗木センターを開設することにより、周辺農家が苗木を入手しやすくなりました。苗木の無償配布も行いました。

ビレッジ・リソース・センター(VRC)の設置

コンテナを改造した施設に備えたパソコンで、農家が栽培に関する学習プログラムを視聴し、学ぶことができます。また、VRCは中学校に隣接しており、中学生もパソコン操作を学ぶことができます。

ファーマー・トレーニング・スクールの開催

農家が学校や農園の中で、栽培方法、肥料や農薬の使用方法、健康や安全、環境などについて学びます。

アート・クラスの開催

子ども達を対象に美術の授業を行い、カカオをテーマにして絵を描いたり、工作をしたり、とても人気のある活動になっています。

WCF(World Cocoa Foundation)を通じたカカオ農家支援

(株)明治だけでできる支援には限りがあります。
そこで当社は、カカオ経済を持続可能なものにするために農家支援を行うNPOであるWCF(本部:米国ワシントン)に、2006年に加盟しました。WCFの活動はアフリカ、中南米、アジアをカバーしており、現在は100社以上が加盟しています。さらに当社は、その中の15社と共に旗艦プログラムの一つであるCocoa Livelihoods Program(CLP)にも資金を拠出し、ガーナを含む西アフリカ諸国の農家の収入を増やすための支援も行っています。