CacaoStyle マイルドビター くちどけマリアージュが楽しめるメルティーキッス カカオスタイル。開発者に商品の特徴やこだわりの点について直接伺いました。

商品の開発秘話

――今回のカカオスタイルを開発したきっかけを教えてください。

1992年の発売以来、メルティ―キッスは、「冬期限定」や「口溶けの良さ」から、「ご褒美感」「贅沢感」などのイメージをお客様に持っていただいております。
しかし一方で、昔からお買い求めいただいていた世代のお客さまの中には、メルティーキッスではなく、専門店のチョコレートなどを選ぶようになる方もいらっしゃいます。そういったお客さまに、もう一度メルティーキッスを食べていただきたいと思ったのが開発のきっかけです。

――開発の際に一番こだわった点はどこでしょうか?

メルティ―キッスから専門店チョコレートへスイッチしたお客様に向けて、 本格的なカカオの風味がするメルティ―キッスを届けたい、と考えていたのですが、チョコレート中のカカオ分が増えてくると、チョコレートが固くなり、口溶けも普通のチョコに近づいてしまいます。
メルティーキッスのブランドで出すからには、口溶けのよさを妥協したくありませんでした。
そこで、従来の口どけ技術に加えて、チョコレートの形状にもこだわりました。通常のメルティーキッスシリーズと違い、薄い形状にすることで柔らかく感じます。また、薄いと舌や上顎から熱が伝わりやすくなるため、溶けやすくなるんです。
実は今の厚みにする前に、一ミリごとに厚さを変えて試作し、柔らかさ・口どけ・一粒食べた時の満足感の三つの条件をすべて満たすか厚みを決めました。
なぜここまで噛む固さ、口溶けにこだわるかというと、これは私の持論なんですが、「メルティーキッスを食べた時に幸せを感じるためには、全身の力を抜くことが大事なんです。本当にリラックスして至福の喜びを感じるためには、口の中の噛む力や舌を動かす力さえなくす必要があると考えています。」

くちどけマリアージュについて

――今回の商品と、ぜひ試してもらいたいおすすめのマリアージュを教えてください。

カカオスタイルは、通常のメルティーキッスよりもカカオの風味を強くして、より大人向けの品質にしたのですが、苦さと甘さのバランスがとても良く、色々なものと合わせやすいです。特に赤ワインやウイスキーなどの熟成されたお酒や深みのあるお酒が合いますね。
それと意外なのは、梅酒です。梅酒はよく女性が飲まれると思うんですが、梅酒とチョコって一瞬「え?合うのかな」と思うんですが、とても合うんです。実はこれは何回もバーに行って、いろんなお酒と試してみて発見したんです。一番新しい発見でした。(笑)
梅酒は、酸味も利いていて、甘みもあるんですが、それって実はチョコレートも一緒なんです。カカオが強めのチョコレートって、酸っぱくないですか?

――はい、ちょっと酸味がありますね。

ですから、梅酒とチョコレートは、要素がぴったり合うんです。

――カカオスタイルが、マリアージュしやすいのはどうしてでしょうか?

理由は2つあります。
1つ目は、口溶けがいいんですけど、意外に最後すっと消えてなくなる、というところです。
濃厚なチョコは、いつまでもチョコレートの風味が口の中に残って、それはそれで余韻として濃厚で美味しいんですが、お酒などとマリアージュしたときに、風味が残りすぎるとそのお酒の味を台無しにしちゃうんです。ですから、スーッと消えていく方がいいんですよね。
もう一つは、その商品特長により冷たい飲み物ともマリア―ジュすることがしやすいことです。
お酒って熱燗じゃない限り、冷たい状態で出てくるじゃないですか。それを飲むと、口の中の温度が下がるんですよ。それでこの前、「何度くらい下がるのか?」と思って、口の中に温度計を突っ込んで測ってみたんですが、2度ぐらい下がるんですね。普通のチョコだと、口の中の温度が下がったときに溶けにくくなり、チョコの風味が感じられなくなります。カカオスタイルなら、口の中の温度が下がってもスーッと溶けるので、チョコの風味がしっかり出てきて、冷たい飲み物ともマリア―ジュしやすいんです。

――最後に、メルティーキッスファンの方々へメッセージをお願いします。

我々は毎年毎年一生懸命頑張ってメルティ―キッスの品質をブラッシュアップしておりますので、それを期待して食べていただきたいと思います。
また大人の方には、マリアージュという食べ方をぜひ楽しんでいただきたいと思っています。お酒や飲み物以外にも、フルーツと食べたらどうかとか、料理もあるかもしれませんし、新しいマリアージュを見つけていただきたいなと思います。

株式会社 明治 菓子商品開発部 藤原成一

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