2017/06/28 イベント アスリート

髙木選手思い出のリンクで
未来のアスリートたちを応援!

スピードスケートのトップを目指すジュニアアスリートをバックアップするイベント「POWER! ひとくちの力 ジュニアアスリート夢応援塾」が、スケートリンク施設「明治北海道十勝オーバル」で開催されました。
ゲストには、帯広出身で現役選手として世界トップで戦うスピードスケート選手、髙木美帆選手が登場。氷上では髙木選手によるデモンストレーション滑走やスケート教室が行われ、また保護者と子どもたちそれぞれに向けた栄養セミナーも実施されました。目をキラキラ輝かせながら参加した子どもたちの様子をお届します。

  • イベント名

    POWER! ひとくちの力 ジュニアアスリート夢応援塾 in 十勝

  • 開催場所

    明治北海道十勝オーバル

  • 実施期間

    2017年3月19日(日)
    12:30開場 13:00開始

子どもたちがワクワクする中、
開会式スタート!

明治時代に市内の小学生たちの間で下駄スケートが流行したという歴史を持つ帯広市。以来スピードスケート大国として、多くの名選手を輩出。現在も競技人口を増やし続け、選手たちの育成に力を入れています。
その帯広市にある屋内スピードスケート場「明治北海道十勝オーバル」で3月19日、「POWER! ひとくちの力 ジュニアアスリート夢応援塾」が開催され、約100名の小学生(3~6年生)と保護者がイベントに参加しました。

まずは子どもたちがグループ別に整列し、開会式がスタート!髙木美帆選手も登場し、子どもたちに拍手で迎えられました。

「私もこのリンクで育ち、今シーズンもここでたくさん練習しました。今日楽しい時間を過ごすことで、みなさんが夢に向かって新しい一歩を進むことができればと思っています」という髙木選手の挨拶に、子どもたちも胸を躍らせます。

トップ選手の迫力の滑りに、
衝撃を受ける子どもたち

男女別、学年別の10グループに分かれた子どもたち。各グループに1人ずつ帯広南商業高校スケート部のメンバーがインストラクターとして入ります。まずはグループごとに、みんなでかけ声をかけながら準備運動。それが終わり「スケート靴をはいてください」という指示がアナウンスされると、子どもたちの誰もがウキウキした様子です。

慣れた様子で周回のウォームアップを終えたら、いよいよグループごとのレッスン開始。
インストラクターに教えてもらいながらフォーム、スタート、コーナー、とパートごとにレクチャーを受け、一つひとつの課題をクリアしていきます。全員のレベルがかなり高く、一から手取り足取り教えてもらうというよりは、ある程度出来上がっているものをさらにグレードアップするといった様子。髙木選手も楽しそうに各グループを回って直接指導。教えてもらう子どもたちもうれしそうな笑顔です。

そしていよいよ、ベストタイムは38.46秒という髙木選手の500mデモンストレーション滑走。
見たこともないような疾走感と迫力には完成が上がるかと思いきや、みんな目をパチクリとさせて声も出ないといった様子。口を開けてあんぐりと見つめる子がほとんどでした。

最後は4チーム対抗のリレーが繰り広げられ、何度も何度も順位が入れ替わる大熱戦に、一同大興奮!

栄養管理について真剣に
聞き入る様子は、アスリートそのもの

今回のイベントでは、大人と子どもそれぞれが受けるセミナーも用意されました。内容は「ジュニアアスリートの体作りに不可欠な栄養について」というもの。明治の食育担当・近藤良美さん(管理栄養士)によって、保護者向けと子ども向けの2回が時間差で開催されました。

トップアスリートの実際の朝ご飯を写真で見ながらバランスのいい朝食の重要性を学ぶ場面では、子どもたちもスクリーンに釘づけ。「これは誰の朝ご飯だと思いますか」の問いに、さまざまな選手の名前を口々に答えるなど、楽しみながら参加していて積極的そのものです。

寝ている間(特に22時~深夜2時)に運動の刺激によって成長ホルモンが分泌され、それにより背が伸びるという話は、親と子どちらにとっても関心をかき立てられる内容。また、骨は小中学生時にもっとも増えるので、乳製品やひじき、小松菜などでカルシウムをしっかり摂って、今のうちに骨貯金を貯めておくことが大事という話もあり、子どもたちの今の年齢に則した興味深い話がたくさん展開されました。
「保護者回も子ども回も、使う言葉や表現は違えど内容は同じなので、家に帰って親子で今日のセミナーについて話し合ってみてくださいね」と近藤さん。いずれの回もほぼ満席で、一番後ろの席は近藤さんやスクリーンから距離のある縦長のセミナールームにも関わらず、最後列の子どもたちも楽しみながら意欲的に参加して、最後まで話をよく聞き、質問にも積極的に回答。ジュニアながらさすがアスリート!と感じさせる集中力の高さを発揮してくれました。

「まず今日からできることとして、1.好き嫌いをせずなんでも食べる 2.メニューに乳製品をプラスする 3.体を動かす この3つを意識しましょう」という話に全員深くうなずきながら、楽しいセミナーも無事終了です。

子どもたちに「今」の大切さを
訴えかける髙木選手

セミナーで「意欲的に聞く」姿勢を見せてくれた子どもたちの集中力は、髙木選手のトークショーでもいかんなく発揮されました。
「3人兄弟の末っ子なので、甘えん坊ながらも生意気だったんじゃないかな」と自らの子ども時代を振り返る髙木選手。

4歳年上の兄がスケートを始めたのをきっかけに、翌年から姉と自分も始めたというエピソードや、当時は屋外リンクで練習していたという話も披露。「今はこの室内リンクがあって環境が整っているので、みなさんがうらやましいです」と語りました。
また、レース前にはごはんや麺類などの炭水化物とタンパク質をしっかり摂って、エネルギーを蓄えて臨むよう意識しているという話も。
「みなさんにとって、『今』というのはこの先スケートを続けるかどうかに関わらず、大切な時期。スケートに縛られることなくいろんなことにチャレンジし、その都度、疑問を持って答えを探し、見つけていってほしい。そのことが、この先スケートを続けていくことになった時にもきっと役立ってくると思います。これから先、みなさんが何をしていくにしても、その未来が輝いていることを願っています」という子どもたちへの温かいメッセージで、髙木選手のトークショーは締めくくられました。
続くリレーの優勝チーム表彰では代表選手に髙木選手から記念品が贈呈され、最後は全員での記念撮影。

髙木選手は大人気で、撮影が終わってもまわりを取り囲んで手を取り、笑顔で話しかける子たちがしばらく後を絶ちませんでした。
参加した子どもたちに感想を聞いてみると、「髙木選手にスタートダッシュのやり方を教えてもらえてためになった」「髙木選手との記念撮影が嬉しかった」「髙木選手に『どうやったらそんなに速く滑れるんですか』と聞いたら、『ごはんをしっかり食べること』と答えてくれた」と髙木選手にまつわる声ばかり。何より全員の第一声はもれなく「髙木選手の滑りを見られたのが一番嬉しかった」でした。

実際その瞬間は驚きのあまり声も上げられなかった様子でしたが、世界で戦うトップ選手の滑りは間違いなく子どもたちの記憶に宝物として刻まれたようでした。開会式で髙木選手が「今日楽しい時間を過ごすことで、みなさんが夢に向かって新しい一歩を進むことができればと思っています」と語ったように、この日の思い出を胸に夢へと歩み出す子たちも少なくないのかもしれません。

髙木選手思い出のリンクで未来のアスリートたちを応援!

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