食を知る

Talk1「はじまりはいつも乳」

乳幼児期からの「食」と生活リズムの関係がとても重要であると説く鈴木先生。そんな先生が最初に選んだテーマは、母乳と人工乳のこと。人が生まれて最初にロにする食事である「乳」について、明治の紛ミルク開発者らと共に、母乳や粉ミルクへの様々な思いや歴史を学びながら、乳児栄養や現代の食と生活環境を考えます。

プロフィール紹介

鈴木みゆき先生

鈴木みゆき先生

和洋女子大学人文学群 心理・社会学類 人間発達学専修 こども発達支援コース 教授/「子どもの早起きをすすめる会」発起人/医学博士

保育者養成に深くかかわりつつ、子どもの生活リズムの乱れ(特に睡眠)に早くから着目し、保育現場を中心に調査研究を行ないつつ、全国の保育者、保護者に子どもの生活リズムの改善を勧めている。著書多数。

ゲスト紹介

柴田満穂氏

株式会社 明治 柴田満穂氏

「らくらくキューブ」の製品設計、および、製造工程や設備の開発を担当(専門分野:粉体加工)。

大石昇吾氏

株式会社 明治 大石昇吾氏

育児用商品(コナミルク、ベビーフード、スキンケア)と妊婦向け商品(食品・スキンケア)の開発から販売戦略までマーケティング全般を担う。

菅野貴浩氏

株式会社 明治 菅野貴浩氏

主に「ほほえみ」、「ステップ」の開発を担当。脂質栄養に関する基礎研究にも取り組んでいる。

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母乳とミルクは人間関係の初めの一歩

明治ほほえみらくらくキューブ明治ほほえみらくらくキューブ

鈴木我が家は親子三代にわたって明治の粉ミルクを愛用してます。母は母乳が出ませんでしたし、私は長女を出産した時には仕事もしていましたから途中から粉ミルクに切り替えて。そして昨年産まれた孫は「らくらくキューブ」。本日は、我が家の子育てをサポートしてくださり、そしてあの画期的な「キューブ」を開発された皆様にお会いできて光栄です。

柴田「キューブ」は当社の顆粒タイプの粉ミルクと成分をまったく変えず、且つ添加物は一切使わずに固めています。これは世界初で、特許も取得しているんです。

鈴木私も孫によく作っていますが、本当に便利ですね。計量の手間がいらなくて、夜寝る時もちょっとした外出時も1本持っていれば手軽に作れますものね。

大石当社の粉ミルクのブランドは「ほほえみ」と言います。赤ちゃんにしっかりと成長してもらって、それを見守るお父さんやお母さん、お爺ちゃんやお婆ちゃん、育児に関わる誰もが微笑む社会になって欲しい、そんな願いが込められているんですよ。

鈴木素敵ですね。私も、母校の前学長がよく言っていた“世界の中心で赤ちゃんが笑う”という言葉が大好きなんです。赤ちゃんがいるだけでホッと和めたり、微笑んでしまう。そういう育児環境や社会であって欲しいですね。

大石ミルクを与えるということは、赤ちゃんが食事をするということ。例えば、私たちはアレルギー疾患のある赤ちゃんのための粉ミルクなども作っていますが、どんなケースでも「食」を大事にする気持ちを忘れてはいけないと思っています。

鈴木「ままごと」という言葉が「飯事(まんまごと)」から来ていることからもわかるように、人はまず「食べる、食べさせる」ことから人間関係が始まります。そういう意味で母乳や粉ミルクは初めの一歩であり、育児の基本。母乳はもちろん非常に優れたものですが、母乳で育てられない環境の方も大勢いらっしゃいますからね。

柴田実は「キューブ」の市場調査で我々の想定外のこともわかったんです。もともと粉ミルクを利用している方が「キューブ」を購入されると予想していたんですが、母乳中心で育てている方によくお使いいただいているという実態がありました。

鈴木それはなぜですか?

大石昇吾氏

大石母乳が出づらい時とか、何かの都合でご主人やご家族などに赤ちゃんを任せなくてはいけないとか、そういういざという備えのために「キューブ」を購入されるみたいです。

柴田通常の缶入りの粉ミルクだと量が多い上に開缶後は1ヵ月以内にお使いいただくことになります。その点「キューブ」は1〜2回で使い切れる量ずつ個包装されています。それに何より誰でも手軽に作ることができる。そんな点が理由のようです。

鈴木なるほど!粉ミルクに慣れていないからこそ、扱いやすさの点においても安心なものを選ぶのですね。

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