食を知る

こんなの知ってた?食から広がるハテナの話(わ)

「大かつやく!キャベツ」

「よく食べる野菜ランキング」のトップ3に入るキャベツ。アクがほとんどなくて食べやすいこの野菜についてしょうかいします。

春夏秋冬、キャベツあります

キャベツは季節に関係なく一年じゅう食べることができます。それは、日本各地の気候や地形などにあった品種のキャベツがさいばいされているから。では、いつ、どんな品種がとれるのでしょう。春の時期は、緑色がこくて葉っぱがふわっとまいた「春キャベツ」。暑くなると、すずしい高原で育てられるから『高原キャベツ』ともよばれる「夏秋キャベツ」。そして、寒い季節は葉っぱがしっかりまいた「冬キャベツ」です。いつでも食べられるように品種改良が進んだキャベツ。それだけ親しまれてきた野菜なのですね。

すごいぞ!ビタミンパワー

キャベツには胃や腸のねんまくを強くするビタミンUという栄養素(そ)がふくまれています。これはキャベツならではの成分で「キャベジン」ともよばれています。キャベツのビタミンパワーはこれだけではありません。このほかに、かぜを防(ふせ)いだり疲(つか)れをとるのに効き目(ききめ)があるビタミンCや、おなかの調子を整える食物せんいも多くふくんでいます。これらの栄養素(そ)はキャベツのなかまにもあります。キャベツのなかまとしては、ブロッコリーやカリフラワー、芽キャベツなどが有名です。

キャベツの千切(せんぎ)りは
日本だけ

トンカツやエビフライなどみんなが大好きなあげものにかかせないのが、キャベツの千切り。しゃくしゃく食べると口の中がさっぱりします。これは、キャベツの食物せんいが油の吸収(きゅうしゅう)をおさえて、ビタミンU(別名キャベジン)が胃のむかつきをおさえてくれるから。このように、キャベツを生で千切りにして食べるのは日本だけだといわれています。それが海外でも知られるようになって、キャベツを千切りにする機械の海外への輸出もはじまっているようです。

チョウも人も、
同じ成分を感じている!?

キャベツ畑にはモンシロチョウがよく飛んでいます。モンシロチョウの幼虫(ようちゅう)がエサとするキャベツにふくまれる「からし油(ゆ)」という成分を、親のチョウがかぎ分けて、たまごをうみつけているからです。わたしたちにとって、この成分はかおりのもとで、生のキャベツを食べた時に、ほんの少しピリッと感じる原因(げんいん)でもあります。ちょっぴりニガテ……と思っても安心してください。からし油は熱を加えると減(へ)っていきます。そのためキャベツは、いためると、もともと持っていたあまさが強く感じられるようになるのです。

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